この記事の結論
出会い系を「続けている人」の割合は、年齢によって5倍以上の差があります。国内で運営されている出会い系サービス2社から提供を受けた男性会員3,834人の集計を見たところ、使い始めた翌月も使い続けていた人の割合は、30代以下でわずか9.8%、60代で47.4%、70代以上では53.7%でした。若い層ほど早く消え、年齢が上がるほど残る——という関係が、2社それぞれで独立に、ほぼ同じ形で出ています。そして全体では新規の約6〜7割が「最初の月」だけで姿を消していました。「出会い系は若い人のもの」という前提は、少なくとも継続という指標では逆です。
出会い系サイトやマッチングアプリの記事は世の中に山ほどありますが、その大半は「編集部が使ってみた感想」か「ネット上の口コミを集めたもの」です。実際に何人が登録して、そのうち何人が翌月も使い続けているのか——という継続の実数を出している記事は、ほとんど見当たりません。
今回は運営側の協力を得て、その実数を年齢帯ごとに集計しました。数字そのものより、「どの年齢の人が、どこでつまずいて消えているのか」という形が見えてくるのがこのデータの価値です。自分がどの層に当てはまるかを知ったうえで読むと、使い方の判断がかなり変わるはずです。
調査の概要とデータの出どころ
先に、どういうデータなのかをはっきりさせておきます。ここを曖昧にしたまま数字だけ並べる記事は信用に値しないと考えているので、条件を明示します。
| 対象 | 国内で運営されている出会い系サービス2社の男性会員(サービス名は非公開) |
|---|---|
| 件数 | 合計3,834人(A社1,846人/B社1,988人) |
| 観測期間 | 2026年1月〜2026年7月(月単位) |
| 継続の定義 | その月にサービス内でポイントを使った動きがあること |
| 集計単位 | 登録月ごとのコホート(同じ月に使い始めた人をひとまとめにして追跡) |
| 除外 | 個人が特定される情報、金額に関する数値は本記事では扱いません |
コホートというのは、「同じ月に使い始めた人だけをひとかたまりにして、その後を追いかける」という見方です。全体の合計人数を月ごとに眺めるだけだと、新しく入ってきた人と前からいる人が混ざってしまい、「続いているのか、入れ替わっているだけなのか」が分かりません。登録月で切って追跡すると、その区別がつきます。今回の集計はすべてこの方式です。
関係性の明示
当サイトは、本データの提供元サービスと関係のある立場にあります。そのうえで、提供元にとって不都合な数字(初月で大半が離脱している事実など)も加工せずそのまま掲載しています。特定サービスの優劣を示す目的の記事ではないため、サービス名・金額・料金体系には一切触れていません。
結論1:翌月も使っている人の割合は、年齢で5倍以上ちがう
最初に、いちばん差がはっきり出た数字です。使い始めた月を起点にして、その翌月も使っていた人の割合を年齢帯別に出しました。
| 年齢帯 | A社 | B社 | 2社合算 |
|---|---|---|---|
| 〜39歳 | 11% | 9% | 9.8% |
| 40代 | 21% | 21% | 21.3% |
| 50代 | 33% | 31% | 32.1% |
| 60代 | 49% | 46% | 47.4% |
| 70歳〜 | 50% | 58% | 53.7% |
39歳以下は10人に1人しか翌月に残っていません。一方で60代は約半数、70代以上は半数を超えます。差は5倍以上です。
この結果で重要なのは、A社とB社という無関係な2つのサービスで、ほぼ同じ数字が出ているという点です。片方だけなら「そのサービスの仕様のせい」で説明がつきますが、運営も客層も違う2社で同じ形が出るなら、サービス固有の事情ではなく、利用者側の年齢そのものに関係する現象だと考えるのが自然です。年齢が上がるほど数字が単調に上がっていて、途中で折れ返していないのも、偶然のばらつきとは考えにくい形です。
半年後まで見ても、傾向は変わらない
翌月だけの話ではありません。観測期間の最終月(2026年7月)に動きがあった人の割合を、全期間の会員で見ると次のようになります。
| 年齢帯 | A社 | B社 |
|---|---|---|
| 〜39歳 | 13% | 10% |
| 40代 | 16% | 22% |
| 50代 | 22% | 15% |
| 60代 | 23% | 24% |
| 70歳〜 | 25% | 24% |
50代のところで2社の数字が入れ替わっているように、細かい上下は年齢帯によってあります。ただ「30代以下がいちばん低く、60代以上がいちばん高い」という両端の関係は、どちらのサービスでも崩れていません。短期でも長期でも、年齢が高いほど残るという形は共通しています。
結論2:新規の6〜7割は「最初の月」で消えている
次に、年齢を問わず全体で見たときの離脱の時期です。登録月ごとに、「その人が最後に動いた月」を数えました。最後に動いた月が登録した月そのものなら、その人は最初の月だけで終わったということになります。
| 登録した月 | A社 | B社 |
|---|---|---|
| 2026年1月 | 67% | 69% |
| 2026年2月 | 64% | 57% |
| 2026年3月 | 69% | 65% |
| 2026年4月 | 63% | 64% |
| 2026年5月 | 73% | 70% |
| 2026年6月 | 68% | 82% |
どの月に始めた人でも、おおむね6割から7割が最初の月だけで終わっています。2社ともほぼ同じです(6月のB社82%は、観測期間の終わりに近く「まだ2か月目が来ていない人」が混ざるため高めに出ます。この一点だけは割り引いて読んでください)。
つまり出会い系というのは、大量に人が入ってきて、その大半が1か月以内に出ていく場所だということです。ここを知っているかどうかで、心構えがかなり変わります。「自分だけうまくいかない」と感じている人が多いのですが、数字の上ではうまくいかずに1か月で去るほうが多数派です。逆に言えば、2か月目まで残るだけで、その時点で全体の上位3割程度に入っているということでもあります。
結論3:崖は「最初の1段」だけ。越えると減り方が変わる
もう一歩踏み込んで、登録した月から数えて1か月後・2か月後……と、どう減っていくかを追いました。表の数字は「その登録月に始めた人のうち、何%がその時点でまだ動いているか」です。M1が1か月後、M5が5か月後を指します。
| 登録した月 | M1 | M2 | M3 | M4 | M5 |
|---|---|---|---|---|---|
| A社 2026年1月 | 21% | 16% | 14% | 10% | 9% |
| A社 2026年2月 | 29% | 15% | 12% | 7% | 4% |
| A社 2026年3月 | 29% | 14% | 8% | 5% | ― |
| B社 2026年1月 | 22% | 14% | 9% | 10% | 7% |
| B社 2026年2月 | 34% | 20% | 18% | 8% | 5% |
| B社 2026年3月 | 28% | 19% | 10% | 6% | ― |
注目してほしいのは減り方の形です。100%からM1までの落差は、どのコホートでも60〜79ポイントあります。ところがM1から先は、1か月あたり数ポイントずつしか減りません。A社の1月コホートで言えば、21%→16%→14%→10%→9%。最初の1段だけが崖で、そこを越えると傾斜が一気に緩やかになるという形です。
この形は、離脱の理由が段階によって別物であることを示唆しています。最初の崖は「合わなかった/仕組みが分からなかった/期待とずれた」という入口の脱落で、大量に発生します。一方で2か月目以降に残っている人は、その入口をすでに通過している人たちなので、同じ理由では抜けません。だからそこから先はゆっくりとしか減らない——と考えると数字と整合します。
実用的な意味も明確です。頑張るべき場所は最初の1か月に集中しているということです。ここを越えられるかどうかで結果がほぼ決まり、越えてしまえば急に楽になります。5か月後まで残っている人は登録者全体の4〜9%ですが、その人たちのほとんどは最初の月を越えた層から来ています。
結論4:いちばん人数が多いのは60代
「出会い系は20代・30代のもの」というイメージがありますが、会員の年齢構成を見ると実態は違います。
| 年齢帯 | A社の構成比 | B社の構成比 |
|---|---|---|
| 〜39歳 | 22% | 27% |
| 40代 | 10% | 9% |
| 50代 | 24% | 21% |
| 60代 | 30% | 29% |
| 70歳〜 | 14% | 14% |
最大のかたまりは60代で、60代以上を合わせると全体の4割強(A社44%/B社43%)を占めます。40代がへこんでいるのは、仕事と家庭がいちばん忙しい年代だからだと推測できますが、ここは今回のデータだけでは断定できません。
この構成比と、さきほどの継続率を重ねると、実際にサービスの中で日常的に動いている人は50代以上に大きく偏っていることになります。40代・50代の出会いについては40代・50代の大人の出会い方で、年上の女性との関わり方については熟女と出会えた1ヶ月の記録でそれぞれ詳しく触れています。中高年向けのサービス選びは華の会メールの評判も参考になります。
なぜ若い層ほど早く消えるのか
ここからはデータの解釈です。断定はできませんが、数字の形と整合する説明を挙げます。
1:選択肢の多さが、粘りを奪っている
20代・30代には出会い系以外の選択肢が大量にあります。恋活・婚活系のマッチングアプリ、SNS、職場、友人の紹介——どれも現役で機能します。だからうまくいかなければすぐ次に移れる。移動コストが低いことは、そのまま継続率の低さとして表れます。逆に年齢が上がると出会いの経路そのものが減っていくため、ひとつの場所に腰を据える動機が強くなります。
2:期待値の設定が違う
若い層ほど「登録すればすぐ会える」という前提で入ってくる傾向があります。実際にはメッセージを重ねる時間が必要で、その落差に耐えられずに離脱する。年齢が上がるほど「時間がかかるもの」という前提で入ってくるので、最初の数週間で見切りをつけません。メッセージの進め方については出会い系のメッセージ・誘い方にまとめています。
3:年齢層のミスマッチ
構成比で見たとおり、動いている会員の中心は50代以上です。20代・30代の男性が同年代の女性だけを探そうとすると、母数そのものが薄い場所で戦うことになります。探している相手と、その場所にいる相手がずれている——これは本人の魅力とは無関係に起きる問題で、離脱の直接的な原因になります。
4:仕組みを理解する前に使い切る
ポイント制のサービスでは、どこにポイントが必要でどこは不要か、という構造を把握しないまま使うと、あっという間に手持ちが尽きます。仕組みを理解しないまま消えていく——というパターンです。料金とポイントの考え方は出会い系の料金とポイント制の仕組みで解説しています。
年代別に見た、続いている人の特徴
30代以下:期間を決めて集中する
この層は継続率が最も低い一方で、続く人は「だらだら使わない」という共通点があります。期間を区切って集中的に動き、決めきれなければいったん離れるという使い方です。母数の薄い層を探し続けるより、条件を広げて年上も対象に入れたほうが結果が出やすいのは、構成比のデータが示すとおりです。
40代:時間の制約を前提に組み立てる
会員数がいちばん少なく、忙しさが継続の壁になっている層です。続いている人は、返信できる時間帯をあらかじめ絞り、そこに集中させています。相手にも「この時間は返せる/返せない」を早い段階で共有しておくと、無反応と誤解されずに済みます。
50代:ここから継続率が跳ね上がる
翌月に残る割合が32.1%と、40代の21.3%から大きく上がる境目です。人数も多く、この年代から「場に馴染む」現象が起きます。焦らず、相手のペースに合わせる余裕が結果につながっている層です。
60代以上:数字の上ではもっとも有利
翌月継続47.4%〜53.7%、構成比でも最大のかたまり。年齢を不利だと考える必要がまったくない層です。むしろ同年代の相手が最も多い場所であり、続けている人が多いということは会話が続きやすいということでもあります。年齢を隠したり若く見せようとするより、そのまま出したほうが噛み合います。
このデータから言える、消えないための手順
- 最初の月を「試用期間」と割り切る。6〜7割がここで消えます。1か月目で結果が出ないのは平均的な経過であって、失敗ではありません。
- 年齢条件を先に広げる。動いている会員の中心は50代以上です。同年代だけに絞ると母数の薄い場所で戦うことになります。
- ポイントの構造を、使う前に把握する。どこで必要になるかを知らずに使い切るのが、初月離脱のよくある形です。
- 返信できる時間帯を決めておく。断続的に消えるより、時間が限られていても規則的なほうが相手には伝わります。
- 2か月目に入ることを当面の目標にする。そこまで残れば全体の上位3割です。関係づくりはそこから始まります。
- 外部誘導や金銭の要求があった時点で切る。継続以前の問題として、ここは年齢に関係なく共通の注意点です。サクラ・業者の見分け方を先に読んでおくと判断が早くなります。
利用者の声(よくある声の再構成)
以下は寄せられた声を趣旨が変わらない範囲でまとめ直したものです。個人が特定されないよう表現を調整しています。
熊本県・熊本市/30代男性★★★★★
最初の3週間はまったく手応えがなく、向いていないと思っていました。周りも大半が1か月で辞めていると後から知って、それが普通なのだと分かってから気が楽になりました。続けた2か月目に会話が続く人ができました。
滋賀県・大津市/30代男性★★★★★
同年代だけを見ていたときは反応がほとんどありませんでした。条件を年上まで広げた途端にやり取りが成立するようになり、そもそも探す場所を間違えていたのだと気づきました。
岡山県・倉敷市/40代男性★★★★★
返信できる時間が限られていて、途切れがちなのが悩みでした。返せる時間帯を最初に伝えるようにしたら、相手も待ってくれるようになりました。忙しさそのものより、伝えていないことが問題だったようです。
石川県・金沢市/50代男性★★★★★
最初は仕組みが分からないまま使って、すぐ手持ちがなくなりました。どこで必要になるかを理解してからは無駄がなくなり、腰を据えて使えるようになっています。無理なく続けられる範囲で十分だと感じます。
奈良県・奈良市/60代男性★★★★★
この歳では相手にされないと思い込んでいました。実際には同年代の方が多く、落ち着いたやり取りができています。若く見せようとしていた頃よりも、そのまま書くようになってからのほうが反応があります。
高知県・高知市/70代男性★★★★★
すぐに会おうとせず、しばらく文章のやり取りを楽しむようにしています。同世代の方は同じ感覚の人が多く、無理のないペースで続けられています。時間はかかりますが、そのぶん続いています。
よくある質問
この数字は女性会員にも当てはまりますか?
今回の集計対象は男性会員のみです。女性側は料金体系も利用動機も異なるため、同じ傾向が出るとは限りません。本記事の数値はすべて男性会員のものとして読んでください。
「継続している」の定義は何ですか?
その月にサービス内でポイントを使った動きがあったかどうかで判定しています。登録しただけ、ログインしただけの人は含みません。実際に動いた人だけを数えているぶん、厳しめの基準です。
サービス名を公開しないのはなぜですか?
特定サービスの宣伝や比較を目的とした記事ではないためです。年齢と継続の関係という一般的な傾向を示すことが目的で、どのサービスかが分かると本来の趣旨から外れた読まれ方をしてしまいます。
30代以下は使わないほうがいいということですか?
そうではありません。継続率が低いという事実と、成果が出ないという話は別です。ただし探す相手の年齢条件を同年代に固定すると不利になるのは、構成比のデータから言えます。条件の置き方を変えるだけで結果は変わります。
2社のデータをまとめて扱っていいのですか?
本記事では合算値だけでなくA社・B社の個別の数字も併記しています。両社で独立に同じ形が出ているかどうかを読者が確認できるようにするためで、片方だけで成り立つ主張は載せていません。
まとめ
この記事のまとめ
男性会員3,834人の集計から見えたのは、年齢が上がるほど続くという、一般的なイメージとは逆の関係でした。翌月も使い続けている人は30代以下で9.8%、60代で47.4%、70代以上で53.7%。会員数そのものも60代が最大です。そして全体の6〜7割は最初の1か月で姿を消しています。ここから言えることは単純で、1か月目で結果が出ないのは平均的な経過であり、2か月目に残るだけで上位3割に入るということ。そして年齢を理由に引く必要は、数字の上ではまったくないということです。とくに50代以上の方は、この場所ではむしろ多数派の側にいます。
関連する内容として、年代別の立ち回りは40代・50代の大人の出会い方、相手選びの安全面はサクラ・業者の見分け方、はじめて使う方は出会い系の始め方もあわせてご覧ください。サービスの選び方を比較したい場合は今日会えるアプリ比較が参考になります。
※本記事は18歳以上の成人を対象とした情報です。金銭を伴う交際のあっせん・売春等の違法行為を推奨するものではありません。掲載しているデータは特定の成果を保証するものではなく、個人差があります。相手選びは自己責任で、安全に配慮してご利用ください。

