「今日会えるアプリはどれか」と探す人は多いのですが、実際に今日会えるかどうかは、アプリの名前だけでは決まりません。どのサービスを使っても、登録してから相手と会うまでには、いくつか必ず通らなければならない関門があります。その関門を知らずに始めると、相手と話が弾んだ夜に「年齢確認がまだ終わっていない」「連絡先を交換できない」といった理由で足止めされます。
この記事では、セフレポが40本以上のサービスのレビューで運営の文書を読んできた中で見えた、「今日会う」を左右する四つの関門を整理します。そのうえで、サービスの種類ごとに、どの関門が重いのかを比べます。法律の決まりは、警察庁が公開している出会い系サイト規制法の説明をもとにしています。
関門1:年齢確認は、法律で決まっている
今日会いたい人が最初につまずくのが、年齢確認です。出会いを仲介するサービスは、利用者が18歳未満でないことを確かめるよう、法律で義務づけられています。
出会い系サイト事業者には、届出や、利用者が児童でないことの確認、禁止された書き込みの削除などの義務がある。児童でないことの確認は、(1)運転免許証などの年齢や生年月日が分かる書面の画像を送ってもらう方法、(2)マイナンバーカードを使って生年月日の情報を送ってもらう方法、(3)クレジットカードなど児童が通常使えない方法で料金を払う同意を受ける方法、のいずれかで行う。
確認の方法で、かかる時間が変わる
三つの方法のうち、身分証の画像を送る方法は、運営が画像を確かめるまで待つ時間があります。一方、法律ではクレジットカードで料金を払う同意を受ける方法も認められているので、その方法を採っているサービスなら、画像の確認を待たずに済む場合があります。どの方法が使えるかはサービスによって違うので、登録の画面で確かめてください。
いずれにしても、今日会いたいと思ったその時に年齢確認を始めるのでは遅すぎます。年齢確認は、会いたい日の前に済ませておくのが鉄則です。確認が済んでいない間は、メッセージを送れない、掲示板に書き込めないといった制限がかかるサービスがほとんどです。
用意しておく書類
身分証の画像で確認するサービスでは、運転免許証、健康保険証、パスポートなど、年齢や生年月日と、書類の名前、発行した機関が分かるものが求められます。LINE登録型のサービスの規約では、官公庁や会社、大学が発行する身分証も例に挙げられていました。法律で確認に必要とされているのは、生年月日と書類の名前、発行元の部分です。それ以外の住所や番号などを隠して送ってよいかは、サービスによって扱いが違うので、送る前に問い合わせて確かめておくと安心です。
確認前に「今日会える」と書くと消される
LINE登録型のサービスの利用規約を読むと、年齢確認の前に、自己紹介文へ会える場所や時間を書くと、予告なく掲載を止めたり削除したりすることがある、という条文が複数のサービスで見つかります。確認の終わっていない利用者どうしが先に会う約束をしないようにするための決まりです。今日会いたい気持ちが強くても、確認が終わるまでは、自己紹介に具体的な場所や時間を書かないようにしましょう。
関門2:ポイントと料金の単位を先に知る
二つ目の関門は料金です。今日会うためには、限られた時間の中で何通かのやり取りをする必要があります。そのやり取りにいくらかかるのかを知らないと、肝心なところでポイントが足りなくなります。
メッセージ一通の単位は、サービスで違う
ポイント制のサービスでは、メッセージを送るたびにポイントを使います。セフレポが公開情報で確かめたLINE登録型のサービスだけでも、単位はばらばらでした。
| サービス | 文章メッセージの送信 | 気をつけたい点 |
|---|---|---|
| ロマンス | 25ポイント | 退会には5ケタのIDが要る |
| ペアリング | 30ポイント | ポイントの期限は180日 |
| ポケラブ | 課金前35ポイント、課金後30ポイント | 課金前は連絡先の交換ができない |
今日会うための短い時間では、相手の返事を待ちながら何通も送ることになります。送る通数の見込みを立て、必要なポイントを先に買っておくと、夜になって慌てて買い足すことがなくなります。ポイント制の仕組みは料金とポイントの仕組みで詳しく扱っています。
月額制は、その日だけ使うには向かない
月額制のマッチングアプリは、期間中はメッセージを送り放題になるものが多い一方、会うまでに何度もやり取りを重ねる文化のアプリが中心です。今日だけ使いたいという目的には、料金の面でも使い方の面でも合いにくいことが多いでしょう。アプリの中から払った場合は、ストアの定期購入として自動で更新される点にも気をつけてください。
関門3:連絡先を交換できる条件
三つ目の関門は、見落とされがちですが、今日会ううえでは一番大きいかもしれません。サービスによっては、相手と連絡先を交換すること自体に条件や制限があります。
課金するまで交換できないサービスがある
ポケラブの特定商取引法の表記には、料金表が二つあります。一度もポイントを買っていない人は、連絡先やIDの交換が「不可」、買ったことのある人は「可」とされています。恋パラの規約にも、連絡先の交換に条件を付けた条文があります。今日会おうと話がまとまっても、課金していなければ、待ち合わせの細かい連絡をサービスの外でとることができません。
規約で、個人を特定できる行為を禁じているサービスもある
ペアリングの規約のように、禁止行為の中に「個人情報の公開、もしくは個人を特定できる行為」を挙げているサービスもあります。連絡先の交換がどこまで当てはまるかは条文からははっきりしませんが、少なくとも運営は、サービスの中でやり取りを続けることを前提にしています。一方で、ロマンスの規約にはこの一文がありませんでした。同じように見えるサービスでも、条件はそれぞれ違います。
今日会うつもりなら、連絡先を交換できるかどうかを最初に確かめ、交換できない場合は、サービスの中のメッセージだけで待ち合わせの場所と目印を決めておく必要があります。
交換できても、すぐに移らない
連絡先を交換できるサービスでも、今日知り合った相手とすぐにLINEなど別の連絡手段へ移るのは、慎重に考えたいところです。サービスの外に出ると、相手が業者だった場合に運営へ通報することが難しくなり、やり取りの記録も残りにくくなります。今日会う約束が固まるまでは、サービスの中でやり取りを続け、実際に会えた後で交換する、という順番にしておくと安全です。
反対に、相手の方から会う前にしつこく連絡先の交換を求めてくる場合は、注意が必要な合図の一つです。会う約束よりも連絡先を急ぐ相手には、いったん立ち止まって、プロフィールやこれまでのやり取りを見直してみてください。
関門4:待ち合わせで、すれ違わない
最後の関門は、実際に会う場面です。今日会う約束は、お互いのことをよく知らないまま決まるので、待ち合わせでのすれ違いが起きやすくなります。
駅の名前だけで決めない
セフレポの地域の記事を書く中で何度も出てきたのが、同じ名前や似た名前の駅が別の場所にある問題です。宇都宮にはJRの宇都宮駅と東武宇都宮駅があり、岐阜にはJR岐阜駅と名鉄岐阜駅があり、前橋には前橋駅と中央前橋駅があります。「駅で」とだけ決めると、お互いに別の改札で待つことになりかねません。どの路線で来るかを聞き、改札や出口の名前まで決めておきましょう。地域ごとの注意は地域別の出会い方ガイドにまとめています。
車で来る相手とは、駐車場で考える
地方では、相手が車で来ることがよくあります。その場合、駅前で飲む約束は成り立ちません。駐車場のある店で落ち合う、お互いの車で来る、といった形を先に決めておくと、当日の迷いがなくなります。
今日知り合ったばかりの相手の車に、最初から乗るのは避けましょう。行き先を相手に委ねることになり、何かあっても自分で帰る手段がなくなります。お互いに自分の車で来て、店で落ち合い、店を出たらそれぞれの車で帰る。一回目はこの形を崩さないことが、相手にとっても安心材料になります。二回目以降に、相手が自分から「乗っていく?」と言い出すまで待つくらいでちょうどいいでしょう。
目印と、遅れたときの連絡
初めて会う相手とは、服装や持ち物など、見つけるための目印を伝え合っておきます。連絡先を交換していない場合は、遅れたときにどうやって伝えるかも決めておく必要があります。サービスのメッセージを見られる状態にしておくのを忘れないでください。待ち合わせの時間を過ぎても相手が現れない場合に、どれくらい待つかも自分の中で決めておくと、その場で迷わずに済みます。
今日会いやすいのは、どの時間か
今日会えるかどうかは、相手が今日空いているかどうかで決まります。そして、人が空いている時間は、住んでいる地域や仕事で大きく違います。セフレポの地域の記事を書く中で繰り返し見えてきたのは、「週末の夜」だけが会える時間ではない、ということでした。
平日の昼に空いている人は多い
工場の交代勤務、病院や介護の仕事、お店の仕事などでは、平日が休みの人が少なくありません。地方ほどこうした働き方の人の割合が高く、平日の昼に会えると伝えるだけで、声をかけてくる相手の層が変わります。今日会いたい日が平日なら、夜よりも昼から夕方を狙った方が相手が見つかりやすいことがあります。
週末の夜は、相手も予定が埋まりやすい
週末の夜は、会いたい人が一番多い時間である一方、相手にも友人や家族との予定が入りやすい時間です。今日会うつもりで週末の夜に探すなら、昼のうちに声をかけておき、夕方までに約束をまとめる流れにしないと、夜になってから相手を見つけるのは難しくなります。
仕事帰りの一時間
都市部では、仕事帰りに駅の近くで一時間だけ会う、という形が今日会う約束として一番まとまりやすい形です。相手の職場の最寄り駅や、帰りの路線の途中の駅を提案すると、相手の負担が小さくなります。
地方で今日会うときの現実
地方では、今日会える相手を見つけること自体が都市部より難しくなります。近くに住む会員の数が限られ、移動は車が中心で、夜は店が早く閉まるからです。
地方で今日会う可能性を上げるには、検索する範囲を県の外や隣の大きな街まで広げること、相手が車で来られるかを早めに聞くこと、会う場所を駐車場のある店に寄せることが大切です。今日のうちに会えなくても、やり取りが続いている相手とは、次の休みに会う約束に切り替える方が、結果として早く会えることもあります。
今日会う相手とだからこそ、守りたいこと
今日知り合った相手と今日会うということは、相手のことをほとんど知らないまま会うということです。どんなサービスを使っていても、次のことは守ってください。
- 初めて会う場所は、人の多い駅の近くや店にする。相手の家や車の中を最初の場所にしない。
- 帰りの手段を先に決めておく。終電の時間や、車で来た場合の帰り道を確かめておく。
- お酒を飲みすぎない。判断が鈍る状態で、次の場所への移動を決めない。
- 相手が会う直前に場所を変えようとしたり、お金の話を始めたりしたら、会うのをやめる。
今日会えることは魅力ですが、急いだ分だけ危険も増えます。少しでも違和感があれば、今日会うのをやめて日を改める判断ができるように、心の準備をしておきましょう。
プロフィールに書いておくと、今日会いやすくなること
今日会える相手を探すときは、こちらのプロフィールも見られています。次の三つを書いておくと、今日会いたい相手から声がかかりやすくなります。
会える曜日と時間帯
「平日の昼も会えます」「仕事帰りの夜なら」のように、会える時間を具体的に書きます。相手はそれを見て、今日の自分の予定と合うかを判断できます。
住んでいる地域と、動ける範囲
住んでいる市や最寄りの駅に加えて、「車で動けます」「〇〇線沿いなら」のように、どこまで出向けるかを書いておくと、会う場所の相談が早くなります。
初回に望む会い方
「最初はお茶か食事で」「一時間くらいで」と書いておくと、相手は安心して声をかけられます。今日会う約束ほど、最初の会い方の軽さが、相手の決断を後押しします。
サービスの種類ごとに、どの関門が重いか
ここまでの四つの関門を、サービスの種類ごとに並べると、今日会いたいときにどこでつまずきやすいかが見えてきます。個別のサービスの条件は、それぞれのレビューと公式の表記で確かめてください。
| 種類 | 年齢確認 | 料金 | 連絡先交換 | 今日会う向き不向き |
|---|---|---|---|---|
| ポイント制の出会い系 | 登録後に済ませる | 送信ごとに消費 | サービスによる | 会員が多く、今日会いたい人の書き込みも見つかりやすい。業者の見分けが必要 |
| 月額制のアプリ | 登録後に済ませる | 月ごとの定額 | 比較的自由 | やり取りを重ねる文化が中心で、今日会う目的には合いにくい |
| LINE登録型 | 身分証の画像が多い | 送信ごとに消費 | 課金前は不可などの条件がある | 始めるのは手軽だが、条件を知らないと当日に足止めされやすい |
| 掲示板・地域の募集 | ないことが多い | 無料が多い | 自由 | 早いが、業者や勧誘、トラブルに自分で気づく必要がある |
今日会うことだけを考えれば、掲示板は関門が少なく見えます。ただし、年齢確認や運営の監視がない場所では、相手が本当に誰なのかを確かめる手段がありません。関門は、利用者を守るための仕組みでもあるのです。手間に見える手続きの一つひとつが、今日会う相手が本当に実在する大人であることを確かめる手がかりになっています。サービスの種類ごとの口コミ・評判は出会い系サイト・アプリの口コミ・評判まとめから探せます。
今日会うための、一日の流れ
関門を踏まえて、今日会うことを目指す日の動き方を順番に並べました。前の日までに済ませておくことと、当日にすることを分けて考えるのがコツです。
- 前の日まで:登録と年齢確認を済ませる。プロフィールに会える曜日や時間帯、住んでいる地域を書いておく。料金表と、連絡先交換の条件を読んでおく。
- 当日の昼:今日会える人を探す。掲示板やプロフィールで、住んでいる地域と会える時間が合う相手に絞って声をかける。
- 当日の夕方:やり取りが続いている相手と、会う場所と時間を具体的に決める。路線や改札、車か電車か、目印を確かめる。
- 会う前:サービスのメッセージを見られる状態にし、遅れたときの伝え方を決めておく。初回は人の多い場所で、短い時間にする。
今日会えなかったとしても、年齢確認とプロフィールの準備が済んでいれば、次の機会にはすぐ動けます。今日会うことにこだわりすぎず、関門を一つずつ越えておくことが、結局は一番早い近道です。
今日会えなかった日に、しておくこと
準備をしても、今日会えない日はあります。そんな日も無駄にはなりません。やり取りが途中まで進んだ相手には、無理に今日の約束を迫らず、「今日は難しそうだから、次の休みに」と自分から区切りをつけておきます。今日会うことにこだわって何通も送り続けるより、相手の予定に合わせた一言を残す方が、次に会える確率は上がります。
また、今日会えなかった理由を一度振り返っておくと、次に生かせます。年齢確認が間に合わなかったのか、ポイントが足りなかったのか、相手の住む場所が遠すぎたのか。四つの関門のどこで止まったかが分かれば、次はそこを前もって片付けておくだけです。
今日会えたあとに、関係を続けるには
今日会えた相手と、その後も関係を続けたいなら、一回目の別れ際が大切です。その場で次の約束をきっちり決めようとするより、「また連絡するね」と軽く終え、当日か翌日に短いお礼の連絡を送る方が、相手は負担を感じません。
今日会う出会いは、始まりが速い分、終わりも速くなりがちです。二回目は、一回目より少し長い時間、少し落ち着いた場所で会うようにすると、関係が一回きりで終わりにくくなります。長く続く関係の距離感は長続きする距離感の記事で詳しく書いています。
「今日会える」書き込みで気をつけること
掲示板やプロフィールで「今日会える」「今から会える」と書いている相手の中には、業者や、金銭の話に持ち込もうとする人がまじっていることがあります。会う前にお金の話が出る、別のサイトやアプリへ誘導される、会う場所を相手が一方的に決めてくる、といった流れには注意が必要です。見分け方はサクラ・業者の見分け方で詳しく書いています。
また、法律では、出会い系サイトの掲示板に18歳未満の相手との交際を求める書き込みをすることが禁じられていて、金品を目的にした書き込みなどは処罰の対象になります。相手の年齢に少しでも不安があれば、その時点でやり取りをやめてください。知らなかったでは済まされない決まりです。自分の身を守るためにも、ここだけは例外を作らないようにしましょう。
今日会える相手を探すことは、決して無理な目的ではありません。ただ、急ぐほど、関門のどこかでつまずきやすくなります。四つの関門を前もって越えておけば、話がまとまった日に、迷わず会いに行けます。


