40代・50代の体の変化とセフレ|50代女性の38.3%・男性の14.3%が更年期を疑う。8割は受診せず、誰にも話さない

セフレ探しならリピアイ
リピアイ

四十代の半ばを過ぎたころから、前と同じつもりで会った夜に、体が思うようについてこないことがある。急に汗が噴き出して、相手の前で顔が赤くなる。寝つけないまま朝を迎えて、約束の日にどうしても気分が上がらない。男性なら、気持ちはあるのに体が反応しない夜が、ある日ふいにやってくる。こうした変化は、誰かに話すようなことではないと感じて、一人で抱えている人がほとんどです。

結婚していれば、相手は毎日の様子を見ているので、言葉にしなくても伝わる部分があります。ところが、ときどき会うだけの大人の関係では、相手は会っている数時間しか知りません。調子の悪い日にどう振る舞えばいいのか、相手の様子がいつもと違うときにどう受け止めればいいのか。その答えを探すために、まず国がまとめた数字から、四十代と五十代の体に何が起きているのかを見ていきます。

「更年期」は、女性だけの言葉ではない

厚生労働省は2022年3月、全国の20歳から64歳の男女5,000人(女性2,975人、男性2,025人)に、インターネットで「更年期症状・障害に関する意識調査」を行い、同じ年の7月に結果を公表しました。調査の中で、更年期症状は、ほてり、のぼせ、発汗、動悸、頭痛、関節痛、冷え、疲れやすさといった体の症状と、気分の落ち込み、意欲の低下、イライラ、不眠といった心の症状のうち、ほかの病気によらないものとされています。そして、こうした症状で日常生活に差し支えが出る状態を、更年期障害と呼んでいます。

調査の説明では、男性の更年期障害についても触れています。おおむね40歳を過ぎたころから、男性ホルモン(テストステロン)が減ることで、女性の更年期障害と似た症状が出るものの、その仕組みは複雑で、まだ十分には解き明かされていない、という書き方です。つまり、四十代・五十代の体の変化は、女性だけが向き合うものではなく、男性にも同じように起こりうるものとして、国の調査に組み込まれています。

知識の差も、数字に表れています。「女性ホルモンや男性ホルモンの変化が健康に影響を与えること」を「よく知っている」と答えた男性は、どの年代でも1割程度でした。女性は40代以降、年代が上がるほど「よく知っている」が増えていきます。「男性にも更年期にまつわる不調があること」については、男性では年代が上がるほど「聞いたことはあるが、内容について詳しく知らない」が増えていました。自分の体に起きうることを、言葉としては聞いたことがあっても、中身までは知らない。四十代・五十代の男性の多くは、そういう状態で変化を迎えているということです。

女性の側にとっても、これは知っておいて損のない数字です。会っている相手の男性が、自分の体の変化を「年のせい」「疲れのせい」とだけ受け止めていて、更年期という言葉と結びつけていないことは十分にありえます。相手に説明を求めるより、そういうこともある、と心の中で受け止めておくほうが、関係はずっと穏やかに保てます。

ただし、この調査で数えられているのは、医師の診断ではなく、答えた人自身の受け止めです。ほかの病気による症状が混じっている可能性もある、と調査自体が断っています。ここから先の数字は、「どれくらいの人が、自分の体の変化をそう感じているか」を示すものとして読んでください。

答えた人の暮らしぶりも見ておくと、40代の女性で「配偶者もしくは事実上のパートナーがいる」は61.8%、離別・死別が10.1%、パートナーを持ったことがない人が28.0%でした。50代の女性では63.6%、15.2%、21.2%です。男性は40代で59.5%、4.1%、36.4%、50代で66.3%、6.2%、27.5%でした。独り身の人も、決して少なくない顔ぶれの調査です。

50代の女性の4割近く、男性の7人に1人が「もしかして」と感じている

調査では、自分が更年期障害かもしれないと思ったことがあるかを尋ねています。医療機関で更年期障害と診断されたことがある人と、診断は受けていないが可能性があると考えている人(自分で疑っている、周りから言われた、別の病気で受診したら指摘された、の合計)に分けて数えたのが、下の表です。

年代 女性:診断された 女性:可能性がある 男性:診断された 男性:可能性がある
40代 3.6% 28.3% 1.5% 8.2%
50代 9.1% 38.3% 1.7% 14.3%

50代の女性では、診断を受けた人が9.1%なのに対して、可能性があると考えている人は38.3%にのぼります。男性でも、50代の14.3%、つまりおよそ7人に1人が、自分は更年期障害かもしれないと感じています。どちらも、診断を受けた人の数倍の人が、はっきりしないまま不調を抱えているということです。

この差は、大人の関係にとって小さくない意味を持ちます。会う相手が同じ世代なら、相手の側にも、口に出していない体の変化があるかもしれない。自分の側にも、まだ名前のついていない不調があるかもしれない。お互いにその可能性を知っているだけで、うまくいかない夜を、どちらかの気持ちの問題だと決めつけずに済みます。

男性の側:性欲の低下を感じる人は、50代で半数近く

男性の症状の重さを測る物差しとして、この調査は「AMSスコア(男性更年期障害質問票)」を使っています。17の項目に1点から5点をつけて合計するもので、その中には、性的能力の衰え、朝立ちの回数の減少、性欲の低下という三つの性に関わる項目が含まれています。合計点で「重度(50点以上)」になった人は40代で8.8%、50代で7.9%、「中等度(37〜49点)」を加えると40代で18.1%、50代で20.7%でした。50代の男性の5人に1人が、受診の目安にあたる重さの症状を抱えている計算です。

性欲の低下の項目だけを取り出すと、年代による違いがはっきり出ます。「症状は無い」と答えた人の割合は次のとおりで、残りの人は、軽度から極めて重度まで、何らかの程度で性欲の低下を感じています。

年代 性欲の低下「症状は無い」 何らかの程度で感じている うち中等度以上
20代 81.4% 18.6% 10.1%
30代 73.9% 26.1% 12.9%
40代 64.6% 35.4% 14.7%
50代 52.5% 47.5% 23.0%
60〜64歳 44.3% 55.7% 24.9%

50代では47.5%、ほぼ半数の男性が、性欲が落ちたと感じています。60代前半では、感じている人のほうが多くなります。性的能力の衰えと朝立ちの減少の二つの項目も、50代で「症状は無い」と答えた人はそれぞれ約5割にとどまり、40代でも6割ほどでした。気持ちはあるのに体が応えない、という経験は、50代の男性にとって珍しいことではないのです。

この数字を知っておくと、自分に起きた変化を必要以上に重く受け止めずに済みます。同時に、女性の側から見れば、相手がうまくいかなかった夜に、それが自分の魅力のせいだと思い込む必要はないということでもあります。半数近くの人が感じている変化なのですから、一度の夜で関係の良し悪しを決める理由にはなりません。

女性の側:ほてりや眠りの浅さが、会う日の気分を左右する

女性の症状の重さには「SMIスコア(簡略更年期指数)」が使われています。顔がほてる、汗をかきやすい、腰や手足が冷えやすい、息切れや動悸がする、寝つきが悪いまたは眠りが浅い、怒りやすくすぐイライラする、くよくよしたり憂うつになることがある、頭痛やめまいや吐き気がよくある、疲れやすい、肩こりや腰痛や手足の痛みがある、という10の項目に点をつけて合計します。医師の診察やカウンセリングを受けたほうがよいとされる51点以上の人は、40代で17.7%、50代で20.0%でした。長期間の計画的な治療や精密検査が目安とされる66点以上に限っても、40代で7.3%、50代で9.2%います。

症状が続く日数も尋ねています。過去4週間のうち更年期症状があった日数は、40代と50代の女性で「1、2日」がそれぞれ45.4%、42.8%と最も多い一方、「20日以上」という人も14.1%、17.9%いました。男性では「1、2日」が54.1%、61.7%で、「20日以上」は13.2%、10.7%です。毎日のように続く人もいれば、たまにしか出ない人もいる。同じ年代でも、体の調子の波は人によって大きく違います。

日常生活への影響が「とてもある」「かなりある」を合わせた人は、女性の40代で11.7%、50代で6.9%、男性の40代で10.6%、50代で8.4%でした。「少しある」まで含めると、女性で33.9%と27.1%、男性で30.6%と25.1%になります。ここで言う日常生活には、家事や買い物、友人や近所の人とのつき合いが含まれています。人と会うこと自体が、調子に左右される人が一定の割合でいるということです。

こうした変化は、月経が不規則になる時期と重なることが多いものです。月経の周期が乱れても、閉経を迎えるまでは妊娠の可能性がなくなるわけではないとされています。年齢を理由に避妊を省くことのないよう、避妊と緊急避妊薬についての記事も合わせて読んでおいてください。

8割は病院に行かず、半数以上は誰にも話さない

この調査でいちばん重いのは、症状があっても多くの人が医療機関に行っていない、という数字かもしれません。更年期症状が一つでもある人のうち、「受診していない」と答えた人は、女性の40代で81.7%、50代で78.9%、男性の40代で86.6%、50代で86.5%でした。受診していない理由で最も多かったのは、男女とも「医療機関に行くほどのことではないと思うから」です。女性では次に「我慢できるから」が、男性では「特にない」が続きました。

人に話すかどうかも尋ねています。症状で日常生活に影響が出ている人に、誰かに相談したかを聞くと、「相談しておらず、今後も相談しない、したくない」が最も多く、女性の40代で45.5%、50代で55.0%、男性の40代で65.7%、50代で67.0%でした。実際に「相談した」人は、女性で23.1%と25.6%、男性ではわずか9.7%と7.8%です。今後も相談しない理由としては、「相談しても、解決しないと思ったから」が最も多く、「それほど深刻な状況だと思っていないから」が次に並びました。

相談した人の相談先を見ると、男女とも上位に「配偶者・パートナー」が入っています。逆に言えば、配偶者や決まったパートナーがいない人、あるいはいても話せない関係にある人は、相談の相手そのものが見つかりにくいということです。とくに男性は、10人のうち9人が誰にも話していません。体の変化を、ひとりで黙って受け止めているのが、四十代・五十代の男性の平均的な姿だといえます。

受診した人の診療科は、女性では「婦人科等」「内科」の順に多く、男性の40代では「心療内科」「内科」、50代では「内科」「整形外科」の順でした。どこに行けばいいのか分からないまま、体の不調を別の不調として扱っている人もいると考えられます。気になる症状が続くときは、まずかかりつけの医師に相談するところから始めるのが確実です。

ときどき会う関係で、体の変化をどう扱うか

夫婦や長く暮らすパートナーなら、相手は日々の様子を見ています。けれど、大人どうしの気楽な関係では、相手は会っている時間のあなたしか知りません。調子の悪い日を隠して無理に会えば、相手には「気が乗らないのかな」「自分に飽きたのかな」と映ることがあります。逆に、何もかも打ち明ける必要もありません。大切なのは、体の都合で予定を変えることを、関係のなかで普通のこととして扱えるようにしておくことです。

たとえば、会う約束をするときに、日を決め打ちしないでおく。前の日の夜か当日の朝に「今日はどう?」と確かめ合う習慣をつくっておけば、調子の悪い日に断ることが、相手を拒むことにはなりません。会う時間帯を、眠りの浅い人なら夜遅くではなく昼から夕方にずらす、汗をかきやすい人なら空調の利く場所を選ぶ、といった工夫も、相手に理由を説明しなくてもできることです。

会ってからも、最初から体の関係に進むと決めておかないほうが、お互いに楽です。食事やお酒だけで終わる日があってもいい、と前もって言葉にしておけば、どちらかの体が応えない日にも、気まずさは小さくて済みます。四十代・五十代の関係の良さは、若いころのように勢いだけで進まないところにあります。体の調子に合わせて会い方を変えられることは、むしろ長く続く関係の条件の一つです。

自分の側の変化を相手に伝えるかどうかは、関係の深さで決めればいいことです。伝えるなら、病名や細かな症状ではなく、「最近、眠りが浅い日がある」「日によって体の調子に波がある」といった、相手が受け止めやすい言い方で十分です。伝えられた側は、原因を詮索したり、治し方を勧めたりせず、「じゃあ会い方を変えよう」と返すだけでいい。それが、配偶者ではない相手だからこそできる、ちょうどいい距離の取り方です。

うまくいかなかった夜に、言わないほうがいいこと

男性の体が応えなかったとき、女性の側が「疲れてるの?」「私じゃだめ?」と口にすると、相手はその一言を長く引きずることがあります。性欲の低下も性的能力の衰えも、50代の男性の半数近くが感じている変化です。原因を探そうとせず、別のことに時間を使えばいいのです。触れ合うだけの時間、話すだけの時間でも、関係は続いていきます。

女性の側が乗り気になれないときに、男性が「前はもっと」と比べるのも避けたい言葉です。ほてりや眠りの浅さ、気分の波は、本人にもどうにもならないことが多いものです。その日の調子を尋ねるのは良くても、前の夜と比べることには何の意味もありません。比べられた側は、次に会うことそのものが負担になっていきます。

もう一つ気をつけたいのが、相手の体の変化を、年齢の冗談にしてしまうことです。笑ってごまかしたつもりでも、言われた側には刺さります。調査でも、症状を相談しない理由に「知られるのが嫌だから」「プライベートなことなので、相談するのがためらわれるから」という選択肢が並んでいました。人に知られたくないと感じている変化を、軽く扱わないこと。それだけで、相手は安心してあなたと会い続けることができます。

体の波を分かり合える、同じ世代の相手と知り合う

四十代・五十代で大人の関係を探すなら、同じ年代の、同じように体の変化を抱えている相手のほうが、会い方の調整を言葉にしやすくなります。リピアイとスグラブは、LINEで友だちに追加し、身分証で年齢を確かめてから使うサービスです。読むだけならお金はかからず、自分からメッセージを送る時に1通ごとに30PTを使う仕組みです。登録すると130PT(1,300円分)が付くので、どの年代のどんな人がいるのかを、まず読んで確かめてから決められます。

リピアイを見てみる ▶スグラブを見てみる ▶

薬や治療の話は、相手ではなく医師と

体が応えない悩みや、ほてりや不眠の悩みには、医療機関で相談できる方法があります。ただ、どの方法が自分に合うかは、持病やほかに飲んでいる薬によって変わります。相手から勧められた薬や、インターネットで見かけた商品を、自己判断で使うのは避けてください。厚生労働省は、医薬品を個人で輸入して使うことについて、健康被害のおそれがあるとして注意を呼びかけています。

関係の相手が体の悩みを打ち明けてきたときも、自分が知っている薬や方法を勧めるのではなく、「一度、医師に聞いてみたら」と背中を押すくらいがちょうどいい距離です。調査では、症状のある人の8割前後が受診していませんでした。誰にも話さずに抱えている人にとって、気軽に話を聞いてくれる相手がいること自体が、受診のきっかけになることもあります。

年齢を重ねた体では、性感染症の検査も若いころ以上に後回しにされがちです。相手が替わったときや、気になる症状が出たときの検査の受け方は、性病の検査についての記事にまとめています。

変わっていく体と、続いていく関係

四十代・五十代の体の変化は、半数近くの人が何らかの形で経験していることなのに、ほとんどの人が誰にも話さず、病院にも行かずにやり過ごしています。夫婦なら日々の暮らしの中で伝わることも、ときどき会うだけの相手には伝わりません。だからこそ、体の調子で会い方を変えることを、最初から関係の中に組み込んでおくことが大切です。

約束の日を決め打ちしない、会ったら必ず体の関係まで、と決めない、うまくいかなかった夜を誰かのせいにしない、薬の話は医師に任せる。どれも難しいことではありません。変わっていく体を前提にした関係は、若いころの勢いだけの関係よりも、ずっと長く穏やかに続いていきます。同じ世代の出会い方については、40代・50代の大人の出会いの記事や、60代の出会いの記事も参考にしてください。

出典:厚生労働省「更年期症状・障害に関する意識調査 基本集計結果」(2022年7月26日公表・調査期間2022年3月25日〜28日・全国の20〜64歳の男女5,000人へのインターネット調査)。数字は同調査の公表値と図表の値にもとづき、「何らかの程度で感じている」は「症状は無い」を除いた割合として計算しました。調査の数字は回答者自身の受け止めで、医師の診断ではありません。