セフレとラブホテル|届出は4年で1割減の4,425、家・ふつうのホテルとの選び方、支払いと人目の段取り

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4,425。2025年(令和7年)の統計で、全国で「モーテル・ラブホテル等」として警察に届け出られていた営業所の数です。4年前の2021年には5,042ありました。毎年およそ150ずつ減り続け、4年で617、1割あまりが姿を消しています。警察庁が2026年に公表した「令和7年における風俗営業等の現状と風俗関係事犯の取締り状況」の数字です。

セフレのように、恋人とは違う距離で体の関係を続けていると、どこで会うかは毎回の悩みになります。ラブホテルにするのか、どちらかの家にするのか、ふつうのホテルを取るのか。この記事は、会う場所に迷っている男性に向けて、国の統計と法律の条文でラブホテルという場所の今を確かめ、そのうえで場所の選び方、支払いの分け方、人目と記録への気の配り方を整理します。

数で見る、ラブホテルの今

風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風営法)では、ラブホテルやモーテルは「店舗型性風俗特殊営業」の4号営業にあたり、営業するには公安委員会への届出が必要です。警察庁の資料にある届出の数を年ごとに並べると、次のようになります。

年 4号(モーテル・ラブホテル等) 店舗型性風俗特殊営業の合計
2021年(令和3年) 5,042 7,215
2022年(令和4年) 4,885 7,041
2023年(令和5年) 4,724 6,842
2024年(令和6年) 4,563 6,651
2025年(令和7年) 4,425 6,474

店舗型の性風俗関連の営業の中で、ラブホテル等は3分の2あまりを占める、いちばん大きな区分です。その数が、5年続けて減っています。同じ資料では、店舗を持たない形の営業や、映像を配信する形の営業は増え続けていて、店舗の形をとる営業だけが減っている、という全体の流れも示されています。

この数字には、注意して読むべき点が一つあります。届出の数は、風営法の4号営業として警察に届け出た営業所の数です。いわゆるレジャーホテルやデザイナーズホテルと呼ばれる施設の中には、この届出をせず、ふつうのホテルと同じ扱いで営業しているところもあるとされます。カップルが二人で使うホテルの数そのものは、この表よりも多いと考えておくのが自然です。それでも、届出の数が毎年減っているのは、古い施設が閉じていく流れを映しています。

出会いの場も、店の形のものは減っている

同じ警察庁の資料には、もう一つ、出会いに関わる数字が載っています。店舗型性風俗特殊営業の6号にあたる「出会い系喫茶等」の届出は、2021年の66から2025年の52へと減りました。店に行って相手を探す形の場は、もともと数が少なかったうえに、さらに減っています。

警察庁の別の資料では、出会い系サイト規制法にもとづいて届出をしている事業者の数も、2023年の1,704から2024年の1,322へと2割あまり減っていました。人と知り合う場も、知り合ったあとに会う場も、目に見える形のものは少しずつ減っている、というのがこの数年の流れです。そのぶん、どこで知り合い、どこで会うかを、自分で選んで確かめる場面が増えています。

減っていく施設を、どう選ぶか

数が減っているということは、地域によっては、選べる施設が少なくなっているということでもあります。とくに地方の街では、駅から歩いて行ける場所に一軒もなく、郊外の幹線道路沿いに車で行く施設だけ、ということも珍しくありません。会う街が決まったら、その近くにどんな施設があるかを、あらかじめ地図で確かめておくと、当日に迷わずに済みます。

施設を選ぶときに見ておきたいのは、駅や駐車場からの入りやすさ、休憩と宿泊の時間の区切り、支払いの方法の三つです。古い施設が閉じていく一方で、建て替えや改装をした施設も出てきています。同じ街でも、入口の造りや部屋の様子は施設ごとに大きく違うので、初めて使う施設なら、公式のページで写真と料金の区切りを先に見ておくと、相手を案内するときに迷いません。口コミの点数より、自分たちの会い方に合うかどうかで選ぶほうが、外れは少なくなります。たとえば、電車で会う二人なら駅からの道のりが明るいかどうか、車で会う二人なら駐車場から部屋までの動線が分かりやすいかどうか。相手がどちらで来るかによって、選ぶ基準は自然に変わります。

法律が決めていること

ラブホテルを使うとき、利用者の側でも知っておきたい法律の決まりが、主に二つあります。

一つ目は、年齢です。風営法の第28条第12項第4号は、店舗型性風俗特殊営業を営む者に、18歳未満の者を営業所に客として立ち入らせることを禁じています。ラブホテル等の4号営業もこの店舗型性風俗特殊営業に入るので、18歳未満の人は客として入れない、というのが法律の決まりです。施設の側が年齢を確かめる方法はさまざまですが、相手の年齢を確かめる責任が施設だけにあるわけではありません。年齢が確かめられた場で知り合った相手かどうかは、こちらの側でも押さえておくべき点です。

二つ目は、名簿です。旅館業法の第6条は、宿泊を受け付ける施設の営業者に、宿泊者の氏名、住所、連絡先などを記載した宿泊者名簿を備えるよう定め、宿泊者は営業者から求められたときにはそれを告げなければならない、としています。宿泊をする施設は、ふつうのホテルであれ、ラブホテルであれ、旅館業の許可を受けていれば、この決まりの対象になります。休憩だけの利用と、泊まる場合とで、名前を書く場面が違うこともあります。

ラブホテル、どちらかの家、ふつうのホテル

会う場所の候補は、だいたいこの三つに絞られます。それぞれに向き不向きがあります。

場所 向いている場面 気をつけること
ラブホテル 短い時間で会う、互いに家を知られたくない 入口で人目に触れる、地域によって選べる数が少ない
どちらかの家 何度も会っている、相手が一人暮らし 住まいが知られる、別れたあとも場所は残る
ふつうのホテル 泊まりで会う、出張や旅行に合わせる 名前を書く、二人で入るのに予約の人数が要る

ラブホテルが向いているのは、まだ互いをよく知らないころ

知り合ってまだ日が浅く、互いの家を知らない間は、ラブホテルがいちばん気楽な選択になります。どちらの生活の場にも踏み込まずに済み、会う時間の区切りもはっきりしています。休憩の時間で入れば、終わりの時刻が自然に決まるので、だらだらと長くなることもありません。

家で会う関係に進むかどうかは、何度か会ったあとで、相手の気持ちを聞いてから決めることです。一人暮らしの女性が家に人を呼ぶときに考えることについては、一人暮らしの女性と家で会う関係について書いた記事で詳しく扱っています。こちらから家に誘う前に、相手がそれを望んでいるかを確かめるのが順番です。

ふつうのホテルは、泊まりで会うときの選択肢

出張や旅行に合わせて会う場合や、ゆっくり泊まりで過ごしたい場合は、ふつうのホテルを取る人もいます。その場合は、予約の人数を二人にしておくことです。一人で予約して二人で泊まるのは、施設の決まりに反することがあり、宿泊者名簿の決まりからみても好ましくありません。チェックインのときに名前を書く場面があることも、頭に入れておく必要があります。

最近は、ふつうのホテルでも、日中の数時間だけ部屋を使えるデイユースの仕組みを設けているところがあります。泊まらずに昼の時間だけ会いたいときの選択肢にはなりますが、使える時間帯や人数の扱いは施設ごとに違います。予約するときに、二人で使えるかどうかを必ず確かめてください。

家で会うと決めたら

何度か会って、どちらかの家で会うことになったら、ラブホテルとは違う気づかいが要ります。家は相手の生活の場所そのものです。近所の人や同じ建物の住人の目があり、宅配や来客もあります。初めて家に行くときは、相手が家に呼んでもいいと思えているかを、言葉で確かめてからにします。

自分の家に相手を呼ぶ場合も同じです。相手にとっては、知らない人の家に一人で入ることになります。最寄りの駅から家までの道順や、帰りの手段を先に伝えておくと、相手の不安は小さくなります。そして、関係が終わったあとも、相手は自分の家の場所を知っている。そのことも、家で会うと決める前に考えておきたい点です。

初めて二人で入るときの段取り

初めて一緒にラブホテルに入るときは、段取りを決めておくと、相手も自分も落ち着いていられます。多くの施設では、入口を入ったところに部屋の写真が並んだパネルや画面があり、空いている部屋を選んでから部屋に向かいます。受付で人と顔を合わせずに済む造りのところも多いので、初めての相手にも気まずさは少なくて済みます。

部屋を選ぶときは、相手の希望を一言聞くことです。どの部屋でもいいと言われたら、こちらで選んで構いません。選ぶのに時間をかけすぎると、入口の前で立ち止まることになり、ほかの客と行き合うこともあります。迷ったら、空いている部屋の中から手早く決めるくらいでちょうどいいでしょう。

休憩か、泊まりか

ラブホテルの多くは、数時間の休憩と、夜から朝までの宿泊とで料金の区切りを分けています。初めて会う相手と入るなら、休憩の時間で入っておくほうが、相手にとっても終わりの時刻が見えて安心です。泊まるかどうかは、二人の関係が落ち着いてから決めることです。

時間の区切りを決めておくのは、帰りの段取りのためでもあります。電車で帰る相手なら、終電の時刻から逆算して、部屋を出る時間を決めておきます。車で来ている相手なら、帰りに運転することを考えて、お酒は控えめにしておく。会う時間の長さは、部屋に入る前にだいたい決めておくと、出るときに慌てずに済みます。

都市と地方では、使い方が違う

大きな街では、駅の近くの繁華街の中に施設がまとまっていることが多く、食事をしたあと歩いて向かう形になります。地方では、郊外の幹線道路沿いに点在していて、車で向かうのが前提になります。電車で会うのか、車で会うのかで、待ち合わせの場所も、帰りの段取りも変わります。相手が車で来るのか、電車で来るのかは、会う日の前に確かめておくべきことの一つです。

支払いは、入る前に決めておく

ラブホテルの料金は、部屋を出るときに払う施設が多く、精算機で払う形も増えています。誰が払うのかを決めずに入ると、出るときに財布を出す出さないで、気まずい間が生まれます。最初に「ここは自分が持つ」と言っておくか、交互に払うのか、半分ずつにするのかを、入る前に決めておくのがいちばん楽です。

カードで払う場合は、明細に施設の名前がどう載るかも考えておきます。施設によっては運営会社の名前で載ることもあれば、施設の名前がそのまま載ることもあります。家族とカードの明細を共有している人は、現金で払うほうが気が楽だという人もいるでしょう。どちらにしても、自分の家計の事情を相手に押しつけないことです。

お金と関係を結びつけない

部屋の代金をどちらが持つかは、二人の取り決めの話です。ただし、部屋代とは別にお金を渡したり、何かの代わりにお金を受け取ったりする形になると、話がまったく変わります。お金を介した体の関係は、売春防止法の線に近づきます。その線がどこにあるのかは、割り切りの意味と法律の線を書いた記事で条文に沿って説明しています。部屋代を払うことと、関係の対価を払うことは、まったく別のことです。

人目と記録に、気を配る

ラブホテルを使うときに多くの人が気にするのは、入るところを人に見られることです。駅に近い繁華街の施設は、知り合いと行き合う可能性があります。郊外の車で入る施設は、駐車場から部屋まで人と顔を合わせずに済む造りのところが多い一方で、車のナンバーが見える場所に停めることになります。どちらの不安が大きいかは人によって違うので、相手の希望も聞いて決めます。駅の近くか郊外か、歩いて入るか車で入るか。その二つを先に決めておくだけで、候補はかなり絞れます。

入る前の待ち合わせの場所も、施設の入口の前にしないほうが無難です。少し離れた場所で落ち合ってから向かえば、入口の前で立ち止まる時間が短くなります。施設を出たあとも、そこで別れず、少し歩いて人通りのある場所で別れるほうが、互いに気が楽です。

スマホの記録にも気を配ります。地図アプリで施設を検索した履歴や、位置の記録が残る設定、予約サイトの通知など、意外なところに記録は残ります。家族とスマホやアカウントを共有している人は、どこに何が残るかを一度確かめておくとよいでしょう。こうした記録の残り方は、身バレの入口を四つに分けた記事にも整理しています。

会う場所の希望を、会う前に文字で聞いておける相手と

ラブホテルか、家か、ふつうのホテルか。どこで会うかの希望は、顔を合わせてから聞くより、やりとりの段階で聞いておくほうが互いに気が楽です。セフレポで紹介しているリピアイとスグラブは、LINEの友だち追加から始まり、利用の前に身分証での年齢確認があります。プロフィールの閲覧と、届いた文章を読むことにポイントはかからず、こちらから送る1通ごとに30PTが減ります。登録時の130PTがあれば、会う場所の希望を聞く数通は、その範囲で送れます。

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関係が続いてきたら、場所をどうするか

何度か会ううちに、毎回同じ施設を使うようになる人も多いでしょう。勝手が分かっている場所は、待ち合わせも部屋選びも早く、互いに気が楽です。ただ、同じ施設に同じ相手と通い続けると、従業員に顔を覚えられることもあります。気にならないなら構いませんが、人目を気にする相手なら、二つか三つの施設を順に使うくらいがちょうどいいでしょう。

相手が結婚している場合は、なおさら場所の選び方に気を配る必要があります。相手の家や職場の近くは避け、相手が日常で使わない方向の施設を選ぶ。会う曜日や時間帯も、相手の家の予定に合わせることになります。既婚の相手との関係そのものが持つ重さについては、既婚の女性との関係について書いた記事で、法律の面も含めて書いています。

忘れ物と、帰り道

部屋を出る前に、忘れ物がないかを二人で確かめます。スマホや財布はもちろん、指輪やピアス、髪留めのような小さなものほど、置き忘れやすいものです。とくに相手が既婚者や同居の家族がいる人なら、身につけていたものがなくなっていることが、あとで気づかれるきっかけになることもあります。

帰り道も、二人で同じ駅に向かうより、出たところで別々の方向に歩くほうが、人目を気にする相手には楽です。別れたあとに「着いたよ」と一言送る決まりにしておけば、相手が無事に帰れたかも分かります。会ったあとのやりとりの温度は、次に会うかどうかを決めるときの手がかりにもなります。

入ってからも、やめる自由は相手にある

ラブホテルに入ったからといって、そこで何をするかが決まったわけではありません。部屋に入ったあとで気持ちが変わることも、体調が悪くなることもあります。相手が嫌がったら、そこで止める。部屋に入ったことは、何かへの同意ではありません。途中でやめたいと言われたら、理由を問いただす必要もありません。2023年の刑法の改正で、同意のない性的な行為の処罰の範囲は広がりました。相手の表情や言葉に気を配ることは、場所がどこであっても変わらない前提です。

避妊と性感染症の対策も、部屋に置いてあるものに頼りきらず、自分で用意していくのが基本です。避妊の決め方についてはセフレと避妊について書いた記事で、関係の最初に決めておくことをまとめています。

減っていく場所を、上手に使う

ラブホテル等の届出は、2021年の5,042から2025年の4,425へと、毎年減り続けています。会う場所の選択肢は、少しずつ狭くなっているのかもしれません。それでも、互いの生活に踏み込まずに会えるという点で、ラブホテルはセフレのような関係にとって今も使いやすい場所です。

反対に、場所を選ぶ手間を省いて、毎回相手まかせにしていると、相手の負担は少しずつ積み重なります。施設を探すのも、予約や支払いの段取りを考えるのも、誘う側が引き受けたほうが、相手は安心して会いに来られます。会う回数が少ない関係ほど、その一回一回の段取りの丁寧さが、次も会いたいと思ってもらえるかどうかを左右します。

大切なのは、どこで会うかを相手と一緒に決めることです。入る前に支払いを決め、待ち合わせは入口から少し離れた場所にし、記録の残り方に気を配る。そして部屋に入ってからも、相手の気持ちを確かめながら過ごす。場所の数が減っていく時代だからこそ、選んだ場所を気持ちよく使えるかどうかは、場所の数より、二人の取り決めで決まります。

ラブホテル等の届出数は、警察庁「令和7年における風俗営業等の現状と風俗関係事犯の取締り状況」(店舗型性風俗特殊営業の届出数の推移)にもとづきます。風営法第28条第12項第4号と旅館業法第6条の条文は、e-Gov法令検索で確認しました。いずれも2026年10月10日に確認したものです。本記事は18歳以上の成人を対象にしています。