令和7年の国勢調査で高槻市の年齢別の人口を見ていくと、70〜74歳のところで、男女の数が大きく開きます。男性8,444人に対して、女性は1万781人。65〜69歳でも、男性8,104人、女性9,125人と、女性が1,000人以上多くなっています。一方で、20〜24歳は男性8,334人、女性8,555人とほぼ同じ数です。大阪と京都のあいだにある34万人の街は、若い世代から年配の世代まで、層が厚く重なっている街だと言えます。
この記事では、その数字を入り口に、高槻で大人の相手を探すときに知っておきたいことを順に見ていきます。JRと阪急の二つの路線、京都の側にある島本町と大阪の側の茨木や摂津、そして独身の男女や離婚した人の数です。大阪府の中心の話は大阪の記事に、淀川をはさんだ向かいの街の話は枚方の記事にまとめています。
人口は5年で7,700人減り、世帯は1.64%増えた
高槻市の人口は34万4,998人で、5年前より7,700人、2.18%減りました。男性16万3,620人、女性18万1,378人で、人口性比(女性100人に対する男性の数)は90.2です。大阪府全体の91.2より、さらに女性の割合が高い街です。一方で世帯の数は15万5,375で、5年前より1.64%増えています。人が減っても世帯は増えるという、一つの家に住む人の数が少しずつ減っていく形が、高槻でも続いています。
一般世帯のうち一人暮らしの世帯は5万6,168で、36.2%でした。大阪府全体の46.3%、大阪市の58.7%と比べると、ずっと低い値です。一つの世帯の平均人数は2.18人で、府の1.99人より多く、家族で暮らす人が多い街だということが分かります。高槻は、大阪や京都へ通う家族が住まいを構える、ベッドタウンとしての性格の強い街です。昼間は大阪や京都へ働きに出て、夜に帰ってくる人の多い街だと考えておくとよいでしょう。
この数字は、相手探しの場面でも意味を持ちます。家族と暮らしている人は、夜遅くの連絡や急な誘いに応じにくいことが多くなります。一方で、駅の近くには一人暮らしの社会人や学生も住んでいます。相手がどんな暮らしをしているのかを最初のやり取りで聞いておくと、会える時間帯の見当がつきやすくなります。
JR高槻駅:新快速で大阪へ15分、京都へ12分
高槻の中心は、JR京都線(東海道本線)の高槻駅です。JR西日本が公表している「データで見るJR西日本2025」によると、2024年度の1日平均の乗車人員は5万8,426人で、同社の駅の中で11位でした。新快速が止まる駅で、NAVITIMEの経路検索では、大阪まで乗り換えなしの15分、京都までは新快速で12分ほどです。各駅停車でも、大阪へ20分前後、京都へ22分ほどで着きます。
大阪と京都のどちらへも短い時間で出られるということは、高槻に住む人の生活圏が、二つの大きな街の両方にまたがっているということです。仕事は大阪、休みの日の買い物や食事は京都、という人もいれば、その逆の人もいます。相手が「高槻在住」とだけ書いていても、ふだんどちらの方向へ出ているかは、人によってまったく違います。
駅の周りには、商業施設や飲食店、オフィスが集まっています。駅の北側と南側で街の雰囲気が少し違い、仕事帰りに駅の近くで食事をして帰る人も多くいます。初めて会う相手との待ち合わせには、改札の前など、人の多い分かりやすい場所を選ぶのが安心です。
阪急の高槻市駅:梅田へも河原町へも乗り換えなし
JR高槻駅から南へ少し歩くと、阪急京都線の高槻市駅があります。阪急電鉄が公表している2024年の通年平均の乗降人員は5万5,747人で、隣の茨木市駅の5万3,322人を少し上回っています。阪急の京都線の側で比べると、京都の烏丸駅が7万6,881人、京都河原町駅が6万8,801人です。高槻市駅から京都河原町までは乗り換えなしで22〜25分ほど、反対の方向へ行けば大阪梅田にも乗り換えなしで出られます。
JRの数字は乗る人だけ、阪急の数字は乗る人と降りる人の合計なので、二つをそのまま比べることはできません。ただ、どちらの駅も一日に数万人が使う大きな駅で、高槻の人は、JRと阪急のどちらで出かけるかを、行き先や住まいの位置で使い分けています。京都の四条河原町のあたりへ出るなら阪急、京都駅の周りや大阪駅へ出るならJR、というのがおおよその分かれ方です。
阪急の沿線には、市の北東側に上牧駅もあります。2024年の通年平均の乗降人員は8,664人の小さな駅で、周りは住宅地です。高槻市の中でも、JRの駅に近い人、阪急の駅に近い人、そしてバスで駅に出る北部の山あいの人とでは、出かけるときの起点が違います。会う場所を決めるときは、相手の最寄りの駅を先に聞いておくと、二人にとって無理のない場所を選びやすくなります。
北は山あい、南は淀川。広い市の中の距離
高槻市の面積は105.29平方キロメートルで、隣の茨木市の76.49平方キロメートルよりかなり広い市です。人口密度は1平方キロメートルあたり3,276.6人で、茨木市の3,761.1人より低くなっています。市の北側には、京都府との境まで山あいの地域が広がり、人の住まいの多くは、JRと阪急の線路が通る南側の平らな地域に集まっています。南の端は淀川で、その向かいが枚方市です。
同じ市の中でも、北部の山あいに住む人と、駅の近くに住む人とでは、ふだんの移動の手段がまったく違います。北部から駅へ出るにはバスか車が中心になり、夜遅い時間は本数も限られます。相手が「高槻」とだけ書いていても、駅から歩ける場所に住んでいるのか、バスで30分かかる場所に住んでいるのかで、会える時間の長さは大きく変わります。
車で動く人にとっては、市内を東西に国道171号が通り、新名神高速道路の高槻インターチェンジもあります。郊外に住む人どうしなら、駅で待ち合わせるより車のほうが動きやすいこともあります。ただ、初めて会う相手の車に乗るのは避け、最初は人目のある場所で、それぞれの足で会うようにしてください。
市内には、関西大学の高槻キャンパスや、大阪医科薬科大学があります。大学に通う学生や、医療や研究の仕事に就く人が住む街でもあり、駅の周りの若い世代の多さにもつながっています。20代の相手を探すとき、相手が学生なのか社会人なのかで、会える曜日や時間帯は変わります。学生の場合は試験や長い休みの時期で予定が大きく動くことも、頭に入れておくとよいでしょう。
京都の側の島本町、大阪の側の茨木と摂津
高槻の北東、府の境の手前にある島本町は、人口3万1,733人の小さな町ですが、5年で2.61%増えました。世帯も4.17%増えています。一方で、一般世帯のうち一人暮らしの世帯は27.0%と低く、一つの世帯の平均人数は2.36人で、家族で暮らす人がとても多い町です。40〜59歳の離婚して今は一人でいる人は、男性126人に対して女性372人で、女性が2.95倍でした。人数は少ないものの、高槻の周りでは、もっとも女性の割合が高い値です。
南西隣の茨木市は28万7,688人で、5年間の増減はほぼ0(0.01%減)でした。世帯は3.21%増えています。さらに南の摂津市は8万6,426人、1.18%減で、人口性比は96.3と、この地域の中では男性の割合がやや高い街です。摂津市の25〜39歳で結婚したことがない人は、男性が女性の1.21倍、40代では1.43倍、50代では1.54倍と、男性の多さが目立ちます。工場や物流の拠点が多い地域であることが、数字に表れていると考えられます。
独身の若い世代の数で見ると、茨木市の20〜24歳で結婚したことがない人は、男性7,593人、女性7,558人とほとんど同じで、25〜39歳でも男性が女性の1.03倍と、男女の差がとても小さい街です。島本町は25〜39歳で0.98倍と、わずかに女性のほうが多くなっています。一方で、摂津市は同じ年代で1.21倍と、男性が目に見えて多い街です。高槻を中心に考えると、茨木や島本の方角には同じ年代の独身の女性が比較的多く、摂津の方角には独身の男性が多い、という形になります。自分が男性なら茨木や島本の方へ、女性なら摂津の方へと、探す範囲を少し広げるだけで、同じ年代の相手の数はかなり変わってきます。
京都の側では、府の境を越えた長岡京市が8万1,528人で、5年で1.14%増えています。高槻から見ると、JRで二つ三つ先の駅の街です。大阪府と京都府の境は、地図の上では線が引かれていても、暮らしの上ではほとんど意識されていません。高槻で相手を探すと、島本や長岡京、茨木に住む人も、同じように近くの相手として表示されることになります。
独身の男女の数を、周りの街と並べてみる
令和7年国勢調査の確定値で、高槻と周りの街の、結婚したことがない人の男女の差(男性の数を女性の数で割った値)、離婚して今は一人でいる人の男女の差(女性の数を男性の数で割った値)、そして一人暮らしの世帯の割合を並べました。
| 市町 | 未婚25〜39歳 男÷女 | 未婚40代 男÷女 | 離別40〜59歳 女÷男 | 一人暮らし |
|---|---|---|---|---|
| 高槻市 | 1.09 | 1.28 | 2.18 | 36.2% |
| 茨木市 | 1.03 | 1.16 | 2.28 | 37.7% |
| 島本町 | 0.98 | 1.29 | 2.95 | 27.0% |
| 摂津市 | 1.21 | 1.43 | 1.60 | 42.2% |
| 吹田市 | 0.98 | 1.04 | 2.46 | 44.6% |
| 枚方市 | 1.10 | 1.23 | 2.23 | 37.8% |
| 大阪市 | 0.95 | 1.06 | 2.00 | 58.7% |
| 京都市 | 1.01 | 1.09 | 2.19 | 52.8% |
| 大阪府 | 1.04 | 1.19 | 2.08 | 46.3% |
高槻市の25〜39歳で結婚したことがない人は、男性1万421人、女性9,586人で、男性が1.09倍でした。大阪府全体の1.04倍よりやや男性が多く、大阪市の0.95倍、吹田市の0.98倍のように独身の女性のほうが多い街と比べると、差がはっきりします。年代を区切ると、25〜29歳は男性4,917人、女性4,980人とほぼ同じですが、30〜34歳では1.19倍、35〜39歳では1.20倍と、30代から男性の多さが出てきます。40代では1.28倍、50代では1.32倍でした。
20〜24歳で結婚したことがない人は、男性7,771人、女性7,924人で、女性のほうがわずかに多くなっています。15〜19歳の人口は男性8,361人、女性7,875人で、大学や専門学校に通う年代になると、女性の割合が少し高くなる形です。20代の相手を探すなら、高槻の中にも同じ年代の独身の人は十分にいます。ただ、10代後半の人口も多い街なので、相手の年齢は、年齢の確認がある場でやり取りすることを前提にしてください。
男性の側から見ると、30代以降は、高槻の中だけで同じ年代の独身の女性を探すより、大阪市や吹田市、京都市のように独身の女性の割合が高い街まで範囲を広げたほうが、出会える数は増えます。新快速で大阪へ15分、京都へ12分という近さは、その意味でも高槻の強みです。
離婚して一人の女性は、40〜50代で男性の2.18倍
離婚して今は一人でいる人は、高槻市で男性4,707人、女性9,966人でした。40〜59歳に絞ると、男性1,986人に対して女性4,334人で、女性が2.18倍です。大阪府全体の2.08倍より高く、茨木市の2.28倍、吹田市の2.46倍、島本町の2.95倍と、北摂の住宅地では、どこも女性の多さがはっきりしています。子どもを育てながら、家族向けの住宅地に住み続ける女性が多いことがうかがえます。
60〜64歳で、結婚したことがない人、配偶者と死別した人、離婚した人を合わせた「今は一人」の割合は、高槻市で男性24.6%、女性28.6%でした。大阪府全体の男性26.9%、女性31.7%よりは低く、夫婦で暮らす人の割合がやや高い街です。それでも、女性の4人に1人以上が、60代前半の時点で一人で暮らしていることになります。冒頭で見たように、70代前半では女性が男性より2,000人以上多く、年齢が上がるにつれて、一人で暮らす女性の数はさらに増えていきます。
70〜74歳の人口の男女差を、周りと比べてみます。高槻市は女性が男性の1.28倍で、大阪府全体の1.17倍(男性21万3,818人、女性24万9,970人)より女性の割合が高くなっています。吹田市も同じ1.28倍、枚方市は1.21倍でした。北摂や淀川沿いの住宅地は、高度成長の時代に家族で移り住んだ人が多い地域です。その世代が70代に入り、夫に先立たれて一人で暮らす女性が増えている、と読むことができます。60代や70代の相手を探す人にとっては、高槻の周りは、同じ世代の一人の女性が数の上で多い地域だということになります。ただし、この年代は体の調子や家族の事情で、会える日がその週になってみないと分からないことも多いものです。約束は決め打ちせず、前の日に調子を確かめ合うくらいのゆるやかさで進めるほうが、お互いに負担がありません。
人数で見ると、高槻市で離婚して今は一人でいる人は、40代前半で男性651人、女性1,414人、40代後半で男性709人、女性1,452人、50代前半で男性650人、女性1,174人でした。どの年代でも女性が男性の2倍前後います。結婚したことがない人も、50代前半では男性1,591人、女性1,272人と、男性が300人あまり多くなっています。50代の男性が同じ年代の相手を探すなら、独身の女性だけでなく、離婚して一人で暮らす女性の多さにも目を向けることになります。
この年代の相手と会うときは、生活のリズムを先に知っておくことが大切です。仕事をしているのか、親の介護や孫の世話があるのか、昼と夜のどちらが動きやすいのか。急いで会う日を決めるより、相手が無理なく出られる時間を一緒に探すほうが、関係は長く続きます。
大阪の人か、京都の人か。ふだん出かける方角を先に聞いておく
高槻の周りで相手を探すと、大阪へ通う人と京都へ通う人が、同じ一覧に混ざって表示されます。リピアイとスグラブは、LINEで友だちに追加し、身分証で年齢を確認してから使う出会いのサービスで、他の人の自己紹介を読んだり、届いた文章を開いたりするのにはポイントがかかりません。こちらから送るときに1回30PTを使い、登録すると130PT(1,300円分)が付きます。相手がふだんJRと阪急のどちらを使い、大阪と京都のどちらへ出ているのかを、数通のやり取りで確かめてから会う場所を決めてください。
大阪へ出るか、京都へ出るか、高槻で会うか
高槻に住む二人なら、わざわざ大阪や京都まで出る必要はありません。JR高槻駅や阪急の高槻市駅の周りで食事をして、それぞれ歩いて帰れる距離にいれば、終電を気にせずに済みます。ただ、家族で暮らす人が多い街なので、駅の近くで知り合いに会うこともあり得ます。人目が気になる人は、高槻を避けて、どちらかの方向へ一つ二つ離れた街を選ぶと安心です。
相手が大阪の側に住んでいるなら、二人の間の茨木や、梅田の周りで会う形が考えられます。新快速なら高槻から大阪まで15分なので、仕事帰りに大阪で落ち合い、帰りはそれぞれの線で帰るという段取りも組みやすい距離です。相手が京都の側なら、JRで京都駅の周りへ、阪急で四条河原町のあたりへ出ることになります。京都の街なかで会うときの気配りは、京都の記事にまとめています。
淀川の向かい側の枚方に住む相手とは、鉄道では直接つながっていません。車やバスで橋を渡るか、大阪の中心で落ち合うかを、先に決めておく必要があります。高槻の北部の山あいに住む人は、駅まではバスや車が中心になるので、会う時間はバスの本数や駐車場の事情にも左右されます。相手の住まいがどこなのかを最初に知っておくことが、高槻での段取りの出発点です。
二つの大きな街のあいだで、相手を探すということ
高槻は、人口こそ5年で2%あまり減ったものの、世帯は増え、家族で暮らす人が多いベッドタウンです。20代前半の独身の男女はほぼ同じ数で、30代からは男性がやや多くなり、40〜50代では離婚して一人で暮らす女性が男性の2倍を超えます。そして年齢が上がるほど、一人の女性の数は増えていきます。
新快速で大阪へも京都へも十数分という近さは、相手を探す範囲を大きく広げてくれます。その一方で、同じ「高槻の人」でも、JRの人と阪急の人、大阪へ出る人と京都へ出る人とでは、会いやすい場所がまったく違います。相手の最寄りの駅と、ふだん出かける方角を先に聞くこと。それが、大阪と京都のあいだにあるこの街で、無理のない関係を続けるための近道です。
出典:総務省統計局「令和7年国勢調査 人口等基本集計」確定値(第1-1表・第4-3表・第6-3表)、JR西日本「データで見るJR西日本2025」(2024年度1日平均の乗車人員)、阪急電鉄「駅別乗降人員 2024」(2024年通年平均)、所要時間はNAVITIMEの経路検索(2026年10月31日時点)による。


