吹田市は、人よりも世帯のほうが速く増えている街です。2026年9月29日に公表された令和7年国勢調査の確定値で、令和7年10月1日の吹田市の人口は39万4,516人でした。5年前より8,949人、2.32%増えています。大阪府全体では人口が減っているなかで、増えている数少ない市の一つです。そして世帯の数は19万925世帯と、5年で1万826世帯、6.01%も増えました。人口の増え方の2.5倍以上の速さです。
人より世帯が速く増えるのは、一人や二人で暮らす家が増えているからです。この記事では、吹田がどんな人の暮らす街なのかを国勢調査の数字で確かめながら、梅田まで10分という近さと、北摂の住宅地としての顔の両方を持つ吹田で、相手を探して会うときの考え方を書いていきます。大阪の中心部での会い方は大阪の記事にまとめているので、ここでは吹田とその周りの街に絞ります。
一人暮らしが44.6%、北摂でいちばん多い
吹田市の一般世帯19万714世帯のうち、一人で暮らす世帯は8万5,000世帯でした。全体の44.6%です。隣の豊中市は39.8%、茨木市は37.7%、箕面市は36.7%で、北摂の主な市の中では吹田がいちばん高くなっています。大阪市の58.7%ほどではありませんが、郊外の住宅地としてはかなり一人暮らしの多い街です。
二人で暮らす世帯は4万9,284世帯で25.8%、三人以上の世帯は5万6,430世帯で29.6%でした。一人と二人の世帯を合わせると、吹田の世帯のちょうど7割にあたります。子どものいる大家族の住宅地というより、少人数で暮らす人の多い街になっている、ということです。
一人暮らしが多い理由の一つは、大学です。吹田には大阪大学の吹田キャンパスと、関西大学の千里山キャンパスがあり、学生の一人暮らしが多く住んでいます。もう一つは、梅田や新大阪に近く、一人で暮らす勤め人にとって住みやすい場所だということです。江坂や JR吹田駅の周りには、単身向けの住まいが多く集まっています。
一人で暮らしている相手は、家族の予定に縛られにくく、平日の夜にも会う時間をつくりやすい人が多いはずです。一方で、学生と勤め人、若い人と配偶者を亡くした高齢の人が同じ「一人暮らし」の中に入っています。数字だけで相手の暮らしを決めつけず、最初のやりとりで、ふだんの生活の時間帯を聞いておくのが確実です。
未婚の男女が、ほぼ同じ数いる
吹田の数字でいちばん目を引くのは、結婚していない男女の数がほぼ並んでいることです。25〜39歳で一度も結婚していない人は、男性が1万2,512人、女性が1万2,791人でした。女性のほうがわずかに多く、男性は女性の0.98倍です。40代でも、未婚の男性4,546人に対して女性4,390人と、差はほとんどありません。
これは、ほかの街と比べると珍しい形です。大阪府全体では、25〜39歳の未婚の男性は女性の1.04倍、40代では1.19倍と、男性のほうが多くなっています。北摂の中でも、隣の摂津市は25〜39歳で1.21倍、40代で1.43倍と、男性の多さが目立ちます。工場や物流の拠点が多い街ほど、若い男性が多く集まる傾向があるからです。
吹田で男女の数が釣り合っている理由の一つは、20代後半の女性の多さです。25〜29歳の人口は、男性1万172人に対して女性1万898人で、女性のほうが700人あまり多くなっています。大学を出たあとも吹田に残って働く女性や、梅田や新大阪に通いやすい場所として吹田を選んで住む女性が多いのでしょう。人口全体でも、女性100人に対する男性の数(人口性比)は91.2で、女性の多い街です。
男性にとっては、同じ年代の未婚の女性を見つけやすい街だと言えます。ただ、条件が良い分、相手も選ぶ側にいます。数の多さに安心して雑な誘い方をするより、相手のプロフィールをよく読み、自分の暮らしぶりが伝わるやりとりを重ねるほうが、結果は出やすいはずです。
大学が二つある街の、20代前半
吹田の20代前半は、男女がほぼ同じ数です。20〜24歳は男性1万1,212人、女性1万1,079人で、15〜19歳も男性9,763人、女性9,181人と、大きな差はありません。この年代のほとんどは未婚で、20〜24歳で一度も結婚していない人は、男性1万187人、女性1万154人です。
大学が二つある街では、出会いの場で知り合う相手の中に学生が含まれることも珍しくありません。大阪大学の吹田キャンパスは千里の丘の上に、関西大学の千里山キャンパスは阪急千里線の関大前駅の近くにあります。学生の多い時間帯や場所で知り合った相手とは、年齢を必ず確かめてください。出会い系やマッチングアプリの場なら、身分証での年齢の確認が済んでいる相手としかやりとりできませんが、ほかの場で知り合った場合は、その確認がありません。
学生の相手と会うときは、暮らしのリズムが勤め人と違うことも頭に入れておきましょう。試験の時期や長い休みには、地元に帰ったり、予定が詰まったりします。平日の昼間に時間がある一方で、夜は仲間との予定が入りやすい、という人もいます。会える曜日と時間帯を、早めに聞いておくと予定が合わせやすくなります。
離婚した女性は、男性の2.5倍
吹田で一度結婚してから離婚し、今は一人でいる人は、女性が9,892人、男性が3,967人でした。女性が男性の2.49倍です。豊中市でも女性1万2,300人に対して男性5,441人で、2.26倍。北摂の住宅地では、離婚した女性の多さがはっきりしています。
離婚した女性の中には、子どもを育てながら働いている人も、子どもが手を離れて自分の時間を取り戻した人もいます。子どもの学校や習いごとに合わせて暮らしている人にとって、夜の約束は簡単ではありません。平日の昼、子どもが学校にいる時間なら出やすい、という人もいます。相手の生活の決まった時間を先に尋ね、その隙間で会える日を二人で見つけていく、という進め方が向いています。
北摂の住宅地は、近所づきあいや学校のつながりが濃い場所でもあります。地元の駅の近くで二人で歩いていて、子どもの同級生の親に会う、ということも起こりえます。相手が人目を気にしているなら、吹田の中ではなく、少し離れた街で会うことを提案すると安心してもらえます。
40代と50代は、女性の独り身が多い
吹田でいちばん人数の多い年代は、男女とも50〜54歳です。男性が1万4,942人、女性が1万6,131人で、20代のどの5歳刻みよりも多くなっています。ほかの多くの街と同じく、相手を探すと40代と50代の人に出会う機会が多い街です。
この年代で今は配偶者のいない人を、未婚・離別・死別を合わせて数えてみます。40代の女性は、未婚4,390人、離別1,313人、死別133人で、合わせて5,836人。40代の男性は、未婚4,546人、離別517人、死別49人で、合わせて5,112人です。50代になると差が広がり、女性は未婚4,584人、離別2,682人、死別520人で合わせて7,786人、男性は未婚4,874人、離別1,105人、死別146人で合わせて6,125人でした。
40代では、未婚だけを数えると男性のほうがわずかに多いのに、離婚や死別まで含めると女性のほうが多くなります。50代では、独り身の女性が男性より1,600人あまり多い計算です。40代や50代の男性が同じ年代の相手を探すなら、未婚の人だけでなく、一度家庭を持った女性まで含めて考えると、選べる相手の数がはっきり変わります。
一方で、この年代の多くはまだ結婚しています。50代の女性3万117人のうち、配偶者がいる人は2万1,223人で、7割にあたります。出会いの場で知り合った同じ年代の相手が、実は家庭を持っているということは珍しくありません。相手が今一人で暮らしているのかどうかは、最初のうちに確かめておきましょう。
新大阪に近い街の、出張の人
吹田は、新幹線の新大阪駅に近い街です。江坂から新大阪までは、御堂筋線でわずかな時間で着きます。そのため、吹田の周りで相手を探していると、出張で大阪に来ている人や、新大阪の近くのホテルに泊まっている人と知り合うこともあります。
出張中の相手とは、会えるのは滞在中の一度か二度で、次の約束は立てにくいものです。互いにそれを分かったうえで会うならよいのですが、長く続く相手を探しているなら、相手が吹田や北摂に住んでいる人なのか、出張で来ている人なのかを、最初に確かめておくと食い違いが起きません。出張先での出会い方そのものについては、出張先の記事でまとめています。
江坂は、梅田まで10分の夜
吹田の中で、夜に人が集まる場所といえば江坂です。江坂駅は、大阪メトロ御堂筋線と直通する北大阪急行の駅で、梅田まで乗り換えなしで10分ほどです。駅の周りはオフィスと住まいが交じり合う街で、仕事帰りの人が寄る居酒屋や飲食店が多く並んでいます。駅の西側には、商業施設や飲食店の集まる通りがあります。
江坂の良さは、梅田ほどの人混みがなく、それでいて店の数は十分にあることです。梅田は人が多く、待ち合わせ場所を探すだけで疲れることがありますが、江坂なら改札を出てすぐの場所で会い、そのまま近くの店に入れます。北摂に住む相手なら、梅田まで出るより、江坂で会うほうが帰りも楽です。
一方で、江坂は勤め先が集まる街でもあるので、平日の夜は職場の人に会う可能性もあります。人目が気になる相手と会うなら、週末の江坂か、平日なら一駅ずらした場所を選ぶのも一つの工夫です。
JR吹田と阪急千里線、南と北で分かれる
吹田市の南側には、JR京都線の吹田駅と岸辺駅があります。JR吹田駅から大阪駅までは、普通電車で9分ほどです。南側に住む人にとっては、梅田が仕事や買い物のふだんの行き先になっています。
市の真ん中を南北に走るのが阪急千里線です。関大前、千里山、南千里、山田、北千里と駅が続き、大阪市内へ直通しています。千里山の周りは古くからの住宅地で、関西大学の学生が行き交う街でもあります。北側の山田や北千里の周りには、千里ニュータウンの団地や住宅が広がっています。
このように、吹田の中でも、住んでいる場所によってふだん使う路線が違います。JR沿いに住む人は梅田方面へ、阪急千里線沿いの人は千里線で大阪市内へ、北部の人はモノレールや車で千里中央や万博記念公園の方面へ動きます。「吹田に住んでいる」と聞いたら、どの駅の近くかまで聞いておくと、会いやすい場所がすぐに見えてきます。
千里ニュータウンと、車で動く北部
吹田市の北部から豊中市にかけて広がる千里ニュータウンは、日本で最初の大規模なニュータウンとして知られています。開発から長い年月がたち、団地の建て替えが進んで、若い世帯が新しく移り住む一方で、最初に入居した世代の人たちも暮らし続けています。大阪大学の吹田キャンパスや豊中キャンパスも、この千里の丘の周りにあります。
北部に住む人は、電車より車やモノレールを使うことが多くなります。大阪モノレールは、千里中央や万博記念公園を通って、北摂の街を東西につないでいます。車で動く相手と会うなら、駅前より、駐車場のある郊外の店のほうが会いやすいこともあります。お酒を飲むかどうか、帰りはどうするかを先に話しておきましょう。
万博記念公園の周りには、大型の商業施設もあり、週末は家族連れで混み合います。知り合いに会いたくない相手とは、週末の万博公園の周りは避けたほうが無難です。反対に、平日の昼間なら人出は落ち着いていて、広い公園の周りをゆっくり歩きながら話す、という会い方もできます。人目の少ない時間を選べば、北部ならではの過ごし方になります。
北摂の周りの街と、並べてみる
吹田で相手を探すと、豊中、茨木、箕面、摂津といった北摂の街に住む人も、同じ一覧に並びます。令和7年国勢調査の確定値から、街ごとの違いが分かる数字を拾って表にしました。
| 市 | 人口 | 5年の増減 | 人口性比 | 未婚25〜39歳 男÷女 | 一人暮らし |
|---|---|---|---|---|---|
| 吹田市 | 394,516 | +2.32% | 91.2 | 0.98倍 | 44.6% |
| 豊中市 | 404,015 | +0.61% | 89.3 | 0.99倍 | 39.8% |
| 茨木市 | 287,688 | ▲0.01% | 91.8 | 1.03倍 | 37.7% |
| 箕面市 | 140,736 | +2.83% | 90.2 | 1.01倍 | 36.7% |
| 摂津市 | 86,426 | ▲1.18% | 96.3 | 1.21倍 | 42.2% |
豊中市は人口が吹田より少し多く、40万4,015人です。吹田と同じく女性が多く、未婚の男女の数もほぼ同じです。違うのは一人暮らしの割合で、豊中は39.8%と吹田より低く、家族で暮らす世帯が多い街です。豊中の人と会うなら、千里中央か、阪急宝塚線の駅の周り、あるいは梅田が候補になります。
箕面市は、人口の増え方が2.83%と表の5市の中でいちばん大きく、2024年3月に北大阪急行が箕面萱野まで延びて、梅田まで乗り換えなしで出られるようになりました。茨木市は人口がほぼ横ばいで、JRと阪急の両方の駅があります。摂津市は男性の多さが目立つ街で、未婚の男女差は40代で1.43倍まで開きます。
摂津は吹田の南東どなりで、JRや大阪モノレールで行き来できます。摂津に住む男性にとっては、同じ市の中だけで探すより、女性の多い吹田や豊中まで範囲を広げたほうが、相手の数は大きく増えます。反対に吹田の女性から見ると、摂津や茨木まで含めれば、同じ年代の未婚の男性はさらに多くなります。北摂の街どうしは電車でも車でも行き来しやすいので、市の境で探す範囲を区切らないほうが、自分に合う相手に出会いやすくなります。
世帯の増え方も、街によって違います。5年で世帯が増えた割合は、吹田が6.01%、箕面が5.94%、豊中が5.81%と、この三つの市は人口の増え方を大きく上回っています。茨木は3.21%、摂津は1.80%でした。世帯が大きく増えている街ほど、新しく越してきた一人暮らしや二人暮らしの人が多いということで、地元のつながりにまだ縛られていない相手に出会いやすい街だとも言えます。
離婚した女性の多さも、大阪府全体と比べると吹田の特徴が見えてきます。大阪府全体では、離婚して一人になった女性は29万1,548人、男性は14万8,129人で、女性が男性の1.97倍です。吹田の2.49倍は、府全体よりはっきり高い数字です。家族で住みやすい北摂の住宅地に、離婚のあとも子どもと一緒に住み続ける女性が多いことが、この差の背景にあるのかもしれません。
江坂で会うか、梅田まで出るか。相手の駅を先に読む
北摂では、同じ「吹田の近く」でも、使う路線によって会いやすい場所が変わります。セフレポで紹介しているリピアイとスグラブは、LINEで友だちに追加して始め、身分証で年齢を確かめてから相手とやりとりするサービスです。相手のプロフィールと届いた文章を読むのに費用はかからないので、住んでいる街やふだんの行き先を読んでから、話しかける相手を決められます。ポイントがかかるのは送るときで、1回30PT。登録したばかりの人には、130PT(1,300円分)が最初から付いています。
吹田で会うか、梅田まで出るか
梅田まで範囲を広げると、相手の数は大きく変わります。大阪市の25〜39歳で一度も結婚していない人は、男性が12万557人、女性が12万6,806人でした。大阪市でも女性のほうが多く、男性は女性の0.95倍です。吹田の約10倍の人数が、電車で10分ほどの範囲に暮らしていることになります。もちろん、梅田で会う相手の多くは大阪市内や、ほかの郊外の街から出てきている人です。相手が帰る方向を聞いておくと、会う時間の長さも決めやすくなります。
吹田に住む人にとって、梅田は電車で10分ほどの、ふだんの行き先です。だからこそ、相手と会う場所を決めるときに、梅田まで出るのか、吹田の中で会うのかを考える意味があります。
梅田で会う良さは、店の多さと、人に紛れられることです。北摂の住宅地では知り合いに会うのが心配な相手も、梅田なら気にせずに過ごせます。反対に、吹田の中で会う良さは、帰りの近さです。江坂や千里山の近くで会えば、遅くなっても家まで短い時間で帰れます。最初の何回かは梅田で会い、互いのことが分かってきたら吹田の中で会う、という順番にする人も多いでしょう。
吹田は、未婚の男女の数が釣り合い、一人で暮らす人が多く、梅田にもすぐ出られる街です。相手を探す条件としては、恵まれた場所にあると言えます。その分、相手も周りの選択肢をよく知っています。相手の住む駅と、ふだんの時間の使い方を最初に聞き、無理のない場所と時間を一緒に決めていけば、この街の良さはそのまま生きてくるはずです。
この記事の数字は、令和7年国勢調査の確定値(総務省統計局・2026年9月29日公表)の第1-1表(人口・世帯・人口性比)、第4-3表(男女・年齢・配偶関係)、第6-3表(世帯人員別の一般世帯数)にもとづきます。電車の所要時間は、2026年10月に確かめた時刻表のおよその値です。


