忙しくて会う時間がない大人へ|人付き合いは1日10分、一人の時間は6時間。生活時間の統計から考える会い方

セフレ探しならリピアイ
リピアイ

仕事から帰って食事を済ませ、少し横になってスマートフォンを眺めていると、もう寝る時間になっている。誰かと会いたい気持ちはあるのに、平日に人と会う時間はどこにもない。休みの日はたまった家のことと、疲れを取ることで終わってしまう。こう感じている大人は、少なくないはずです。気がつけば、最後に誰かと二人で食事をしたのがいつだったか、すぐには思い出せない。

その感覚は、国の統計にもはっきり表れています。総務省統計局が5年ごとに行っている「社会生活基本調査」は、日本に住む10歳以上の人が、1日の時間を何にどれだけ使っているかを、15分きざみで記録してもらう大規模な調査です。この記事では、2021年10月に行われた令和3年の調査の結果から、人と会う時間、一人でいる時間、仕事と通勤の時間を読み、忙しい大人が誰かと会う時間をどう作ればよいのかを考えます。

人と付き合う時間は、20年で半分以下になった

調査では、1日の行動を20種類に分けています。その中の一つが「交際・付き合い」で、友人や知人と会ったり、食事をしたり、話をしたりする時間です。10歳以上の人の1週間をならした1日あたりの時間で見ると、2021年の交際・付き合いの時間は10分で、2016年の17分から7分減りました。男性は15分から8分に、女性は19分から12分に減っています。

20年前と比べると、減り方はもっと大きくなります。男性の交際・付き合いの時間は、2001年に25分、2006年に20分、2011年に18分、2016年に15分、そして2021年に8分と、20年で3分の1ほどになりました。女性も27分、24分、20分、19分、12分と、半分以下になっています。調査の結果の概要は、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌の時間と並んで、交際・付き合いの時間が減少傾向にあると説明しています。

2021年の調査は、新型コロナウイルスの「第5波」のあと、緊急事態宣言などが9月末にすべて解除された直後の10月に行われました。人と会う時間がとくに少なくなった時期の数字だということは、差し引いて読む必要があります。ただ、2001年から2016年までの15年間でも、男性で25分から15分へと、交際の時間ははっきり減り続けていました。人と会う時間が短くなっていく流れは、感染症の前から続いていたことになります。

同じ5年間で増えたのは、「休養・くつろぎ」の時間です。2016年の1時間37分から、2021年には1時間57分と、20分増えました。男性は1時間59分、女性は1時間56分です。睡眠も7時間40分から7時間54分に、14分長くなっています。人と会う時間が減ったぶん、家で体を休める時間が増えた、というのが今の1日の姿です。

睡眠の時間は、20年のあいだ少しずつ短くなる傾向にありました。男性は2001年の7時間52分から2016年には7時間45分に、女性は7時間38分から7時間35分になっていましたが、2021年には男性7時間58分、女性7時間49分と、そろって長くなりました。調査の結果の概要も、減少傾向で推移していた睡眠時間が増加に転じた、と書いています。外で人と会う時間が減り、そのぶん家で眠り、くつろぐ時間が増えた、という変化が、数字の上でもそろって表れています。

一人でいる時間は、20代後半で6時間を超えた

調査では、それぞれの行動を誰と一緒にしていたかも尋ねています。睡眠を除いた時間のうち、一人でいた時間は、10歳以上の平均で5時間55分でした。2016年の5時間6分から、49分増えています。逆に、家族と一緒にいた時間は5時間32分から5時間6分に、学校や職場の人と一緒にいた時間は3時間41分から3時間8分に減りました。

年齢 一人でいた時間 5年前との差 家族と 学校・職場の人と
20〜24歳 6時間14分 +1時間9分 2時間51分 4時間25分
25〜29歳 6時間1分 +1時間21分 3時間29分 4時間26分
30〜34歳 5時間13分 +1時間7分 5時間9分 4時間10分
35〜39歳 5時間3分 +1時間1分 5時間32分 4時間2分
40〜44歳 5時間25分 +47分 5時間25分 4時間5分
45〜49歳 5時間48分 +41分 5時間5分 4時間0分
50〜54歳 6時間11分 +43分 4時間39分 4時間1分
55〜59歳 6時間36分 +1時間2分 4時間38分 3時間42分
60〜64歳 6時間44分 +46分 5時間18分 2時間45分

一人でいた時間は、すべての年齢で5年前より増えていて、いちばん増えたのは25〜29歳の1時間21分でした。20代の前半と後半では、一人の時間が6時間を超えています。30代になると家族と過ごす時間が長くなり、一人の時間は5時間あまりに下がりますが、40代の後半からはまた長くなり、50代後半では6時間36分、60代前半では6時間44分です。いちばん長いのは70〜74歳の6時間51分でした。

この表は、大人の出会いを考えるうえで、二つのことを教えてくれます。一つは、20代と50代以上には、一人で過ごす時間を多く持っている人が多いということです。もう一つは、30代と40代前半は、家族と過ごす時間が長く、自分だけの時間を取りにくい年代だということです。相手の年代によって、会える時間の作りやすさは大きく違います。学校や職場の人と一緒にいた時間も、20〜24歳では5年前より1時間9分も減っていて、職場や学校が人と知り合う場としての重みを少しずつ失っていることもうかがえます。職場の外で知り合う場をどう持つかは、若い世代にとっても切実な問題になっています。

働く人の1日と、通勤の長さ

仕事をしている15歳以上の人の仕事時間は、1週間をならした1日あたりで、男性が6時間27分、女性が4時間42分でした。2016年と比べると男性は22分、女性は5分減っています。雇われて働く人のうち、正規の職員・従業員は6時間43分、それ以外の人は4時間5分です。休日も含めた平均なので、仕事のある平日だけを見れば、多くの人がこれよりずっと長く働いています。

正規の職員・従業員に限ると、男性は7時間3分、女性は6時間3分でした。2016年より男性は30分、女性は13分短くなっています。パートやアルバイト、契約社員など、正規以外の働き方でも仕事の時間はおおむね減っていました。働く時間は少しずつ短くなっているのに、その分が人と会う時間に回っていないことは、前の節で見た交際・付き合いの時間の減り方からも分かります。相手が正規で働いているのか、パートやアルバイトなのかによっても、会える曜日や時間帯は大きく変わります。シフトで働く人なら平日の昼に時間が空くこともあり、最初のやり取りで働き方を聞いておく意味は大きいのです。

平日に通勤や通学をした人の、往復の時間の平均は1時間19分でした。都道府県別では、神奈川県が1時間40分ともっとも長く、千葉県と東京都が1時間35分、埼玉県が1時間34分、奈良県が1時間28分、大阪府が1時間27分と続きます。短いのは山形県と宮崎県の56分、愛媛県の57分、鳥取県の59分です。首都圏や関西の大都市圏に住む人は、仕事のほかに毎日1時間半前後を移動に使っているということです。

この通勤の時間は、平日の夜に人と会うときの、見えない壁になります。都心で仕事を終えてから郊外の家まで1時間近くかかる人にとって、夜9時に都心で会うということは、家に着くのが11時を過ぎるということです。次の日も仕事があれば、会いたい気持ちがあっても、なかなか予定に入れられません。

仕事のある平日、人と付き合う時間は3分

ここまでの数字は、休日も含めた1週間をならしたものでした。仕事のある平日だけに絞ると、様子はもっとはっきりします。調査では、生活時間を記録した日が平日で、仕事があった日の、働く人の1日も集計しています。その日の仕事の時間は、テレワークをしなかった人で8時間24分、テレワークをした人で8時間37分でした。通勤・通学の時間は、テレワークをしなかった人で1時間7分です。

そして、同じ日の交際・付き合いの時間は、テレワークをした人もしなかった人も、わずか3分でした。仕事がある平日に、友人や知人と会って過ごす時間は、平均すればほとんど無いということです。休養・くつろぎの時間は1時間22分から1時間30分、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌の時間は58分から1時間6分あります。仕事を終えたあとの時間の多くは、家でくつろぐことに使われていて、人に会うことにはほとんど回っていません。

テレワークをした日の過ごし方は、年代によって違いました。25〜34歳では、テレワークをした人のほうが、しなかった人より睡眠が41分、趣味・娯楽の時間が28分長くなっています。35〜44歳では育児の時間が23分、45〜54歳では睡眠が17分、食事が16分長くなりました。通勤がなくなって浮いた時間を、若い世代は自分の睡眠や趣味に、子育て世代は育児に充てているということです。浮いた時間が人と会うことに回っているわけではありませんが、通勤のない日は、少なくとも時間の余裕がある日です。

スマートフォンの時間が長いほど、眠る時間は短い

調査では、1日にスマートフォンやパソコンなどを使った時間の長さごとに、生活時間を比べています。男性で見ると、使わなかった人の睡眠時間は8時間30分でしたが、1時間未満の人で8時間1分、1〜3時間の人で7時間54分、12時間以上の人では7時間21分と、使う時間が長いほど短くなっていました。女性も、使わなかった人の8時間18分に対して、12時間以上の人は7時間19分です。

反対に、通勤・通学の時間は、スマートフォンなどを使う時間が長い人ほど長くなっていました。男性では、使わなかった人の24分に対して、12時間以上の人は48分です。通勤の電車の中や、一人の時間にスマートフォンを手にしている人の姿が、数字にも表れています。出会いのアプリで相手とやり取りする時間も、多くの場合は、こうした通勤や一人の時間の中にあります。夜遅くまでやり取りを続けることが、相手の眠る時間を削っていないか、ときどき考えてみることも必要でしょう。

旅行や行楽に出かけた人は、半分に減った

調査では、過去1年間に自由な時間で行った活動も尋ねています。2020年10月から2021年10月までの1年間に、旅行や行楽に出かけた人の割合は49.5%で、5年前の73.5%から24.0ポイントも下がりました。男性は48.9%、女性は50.1%です。国内の観光旅行は23.9ポイント、日帰りの行楽は18.8ポイント下がり、すべての種類で減っています。この1年は緊急事態宣言の期間を2回含んでいたので、外出の自粛の影響が大きく出た数字です。

一方で、趣味・娯楽に何かしら取り組んだ人は86.3%と、5年前とほとんど変わっていませんでした。外に出かけることは減っても、家の中や一人でできる楽しみは続いていた、ということです。休日に誰かと出かける習慣は、この時期に多くの人の暮らしから一度途切れました。それを取り戻すには、相手にとっても負担の少ない、近場で短い時間の誘い方から始めるのが自然です。

「会う時間がない」の正体

こうして数字を並べると、「会う時間がない」という感覚の正体が少し見えてきます。自由に使える時間そのものは、睡眠や休養・くつろぎの時間を含めて、むしろ増えています。減っているのは、その時間を人と会うことに使う習慣のほうです。仕事が終われば家に帰り、休みの日は家で休む。一人でいる時間が長くなり、人と過ごす時間が短くなる。その流れの中で、誰かと会う予定は、わざわざ作らなければ入らないものになりました。

裏を返せば、会う時間は、作ろうと思えば作れるということでもあります。1日の中に一人でいる時間が5時間も6時間もあるのなら、そのうちの1時間か2時間を、週に一度だけ誰かと過ごす時間に変えることは、それほど難しくありません。問題は時間の量ではなく、どこにその時間を置くかです。平日の夜なのか、休日の午後なのか、通勤の帰り道なのか。自分と相手の暮らしの中で、無理なく空けられる場所を探すことから始まります。

平日の夜は、帰り道の途中で会う

平日に会うなら、相手と自分の帰り道が重なる駅を選ぶのが、いちばん無理のない方法です。仕事場の近くで会うと、そこから家までの長い移動が後に残ります。帰り道の途中の駅で会えば、会ったあとの移動は短くなり、遅くなっても次の日に響きにくくなります。通勤に1時間以上かかる大都市圏ほど、この差は大きくなります。

会う時間も、長くとる必要はありません。仕事帰りの1時間半、食事を一緒にするだけでも、関係は少しずつ深まっていきます。最初から長い時間を約束すると、どちらかの仕事が押したときに予定ごと流れてしまいます。短い時間を、無理のない頻度で重ねていくほうが、忙しい大人どうしの関係は長続きします。

テレワークの日を使うのも一つの方法です。調査によると、2021年の平日に仕事をした人のうち、その日にテレワークをしていた人は6.7%で、25〜34歳では9.9%でした。テレワークをした人は、しなかった人に比べて、通勤の時間が短く、睡眠や趣味・娯楽の時間が長くなっていました。在宅で仕事をする日は、仕事を終えてから家の近くで会える日でもあります。相手と自分の働き方を最初に話しておくと、会える日が見つけやすくなります。

休日は、休む時間と取り合いになる

休日に会うときに気をつけたいのは、相手にとっての休日の意味です。休養・くつろぎの時間が5年で20分も増えたことからも分かるように、多くの人にとって休日は、まず体と気持ちを休めるための時間です。朝から晩まで予定を詰めるような誘い方は、相手の休みを奪うことになりかねません。

休日に会うなら、昼過ぎから夕方までの数時間など、相手が午前中にゆっくり休め、夜も早めに帰れる時間帯を選ぶと、誘いを受け入れてもらいやすくなります。30代や40代前半で家族と過ごす時間が長い人なら、なおさら、短い時間で、相手の生活のリズムを崩さない会い方が大切です。家事関連の時間は、女性が1日3時間24分、男性が51分と、まだ大きな差があることも、調査は示しています。休日の過ごし方は、人によって背負っているものがまったく違います。

一人の時間のうち、1時間だけを誰かと過ごす時間に

人と会う時間が短くなった今、出会いのきっかけは、仕事や付き合いの場よりも、自分の空いた時間の中に置くほうが現実的です。リピアイとスグラブは、LINEの友だち追加のあとに身分証で年齢を確かめて使う出会いのサービスで、空いた時間にプロフィールを読んだり、届いた文章を開いたりするのにポイントはかかりません。自分から文章を送るときは1通30PTで、最初の登録で130PT(1,300円分)が付きます。帰り道が重なる人や、休みの合う人を探すところから始めてみてください。

リピアイを見てみる ▶スグラブを見てみる ▶

一人の時間が長い人ほど、急がない

一人で過ごす時間が長い人は、その時間の使い方が、すでに自分なりに決まっていることが多いものです。帰ってからの過ごし方、休日の朝のリズム、一人で行く店。そこへ急に誰かが入ってくると、楽しさより先に、負担を感じてしまうことがあります。とくに50代以上で一人の時間が6時間を超える人にとって、それは長い時間をかけて作ってきた暮らしの形です。

だからこそ、最初は相手の時間の使い方を聞くところから始めるのがよいでしょう。平日は何時ごろ仕事が終わるのか、休みの日はどう過ごしているのか、どの時間なら自分のために空けられるのか。それを知ったうえで、相手の暮らしに少しだけ入り込む会い方を提案すれば、無理なく続く関係になります。人と付き合う時間が1日10分の時代に、週に一度の1時間は、思っている以上に大きな時間です。

寂しさを感じて人と会いたくなったときの考え方は寂しさの記事に、近くに住む相手と会うときの距離の取り方は近くの相手の記事にまとめています。

会う時間は、作るもの

国の統計が示しているのは、忙しくて会えないというより、人と会う時間を作る習慣が薄れてきた、ということです。交際・付き合いの時間は20年で大きく減り、一人でいる時間はどの年代でも長くなりました。働く人は毎日の仕事と通勤に多くの時間を使い、休日は体を休めることを優先しています。

その中で誰かと会う時間を作るには、相手の帰り道や働き方、休日の過ごし方に合わせて、短く、無理のない時間を選ぶことです。長い一人の時間のうちの、ほんの少しを人と過ごす時間に変える。その小さな積み重ねが、忙しい大人どうしの関係を続けていく力になります。

出典:総務省統計局「令和3年社会生活基本調査 生活時間及び生活行動に関する結果」(結果の要約・結果の概要、2022年8月31日公表)。生活時間は2021年10月16日から24日のうち指定された2日間の記録で、数字は10歳以上(仕事時間は15歳以上の有業者)の週全体平均による1日あたりの時間です。