with(ウィズ)の評判と規約|独身の定義・返金・退会の順番を公式から読む

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マッチングアプリのwith(ウィズ)の利用規約を開くと、第3条に、このサービスを使える人の条件が書かれています。18歳以上(高校生を除く)で、独身であること。ここまではほかのアプリと同じですが、その「独身」には、括弧の中でこう説明が付いています。「現在離婚している方も含みます。ただし、恋人がいる場合、別居中や離婚協議中の場合も本サービスでは独身ではないと判断致します」。恋人がいる人も、配偶者と別居している人も、離婚の話し合いをしている人も、withでは独身として扱われないということです。

この記事では、withの公式サイトに載っている利用規約、特定商取引法に基づく表示、料金のページ、プライバシーポリシーを2026年11月2日に読み、使う前に知っておきたい決まりを順に見ていきます。価値観を重視する恋活・婚活のアプリとして知られるwithが、規約の上で何を求め、何を禁じているのか。大人の関係を探す人が見落としやすい点を中心にまとめました。

独身かどうかを疑われたら、独身証明書を求められる

規約の第3条によると、年齢と独身かどうかの判断は、会員が提出した公的証明書の画像や、そこに記録された情報、自己申告の内容などをもとに、会社が行います。そのうえで、すべての会員が常に18歳以上で独身であることを、会社が保証するものではないとも書かれています。ここまではイヴイヴなど、ほかの恋活アプリの規約とも共通する書き方です。

withの規約がもう一歩踏み込んでいるのは、その先です。会員が独身であるかどうかに疑いが生じた場合、会社は書面による独身証明書の提出を求めることができ、出さなければ利用制限や除名、強制退会にできるとしています。独身証明書を偽造したり、うその記載をしたりした場合には、強制退会に加えて、会社に生じた損害の賠償を求めることもあると書かれています。

本人確認についても、会社の求めに応じて公的証明書を見せることになっていて、登録した本人が使っているかどうか疑わしい場合には、自撮り写真などの提出を求めることができるとされています。例外は、恋人どうしで使う「カップルモード」という機能を使う場合で、このときは独身でなくても利用できると規約に書かれています。恋人がいる人や既婚の人が、相手探しのためにwithを使うことは、規約の上ではっきり認められていません。

禁止事項に「肉体関係を目的として」と書かれている

規約の第6条は、禁止事項を並べた長い条文です。その中に、「性的好みなどを投稿等する行為および肉体関係を目的として本サービスを利用する行為」という項目があります。体の関係を目的にした利用を、言葉を選ばずに名指しで禁じている規約は、恋活アプリの中でもはっきりしているほうです。投稿の中身についても、性交や性器、性玩具の名前、性癖に触れたり、それを想像させたりする表現を含むものを禁じています。

同じ第6条には、出会いの場面にかかわる禁止事項がほかにもあります。サービスの中でほかの会員の連絡先を聞き出したり、連絡先を交換したりすること、それを試みることも禁止です。会員どうしでお金をやり取りすること、目的を問わずほかの会員に宣伝をしたり、外部のサイトやアプリに誘ったりすることも禁じられています。さらに、「他の会員と会う約束をした後、これを一方的にキャンセルする行為」という項目まであるのは、withの規約の特徴の一つです。

禁止事項に当たると会社が判断した場合、投稿の削除やサービスの一時停止、アカウントの削除、法的な措置などをとれると書かれています。会員が違反を見つけたときに通報する機能もあると案内されています。体の関係を目的にした相手探しは、withでは規約違反そのものであり、プロフィールやメッセージにその目的を書けば、通報やアカウント削除の対象になると考えておくべきです。成人どうしがどんな関係を結ぶかは本人たちの自由ですが、その目的を持ち込む場所として、withは作られていません。

公式サイトが前に出しているのは、心理テストと「好みカード」

規約から少し離れて、withのトップページと料金のページが何を売りにしているかも見ておきます。トップページで最初に紹介されている機能は心理テストで、世界中の心理学研究で使われている性格分析をもとにした「超性格分析」などを受けると、それに合った相手を紹介すると説明されています。興味のあることを並べる「好みカード」で相手と共通する趣味や価値観が分かること、「For You」という機能が独自の仕組みで一人ひとりに合った相手を提案することも、同じ並びで紹介されています。

料金のページには、有料で使える機能として、送ったメッセージが読まれたかどうか分かる機能、自分がいいねをした相手とマッチングした相手にだけプロフィールを見せる「プライベートモード」、会話のきっかけになる「秘密の質問」が挙げられています。体験談の欄に並ぶのも、「人生観や将来のことまで本音で話せる人」「明日も会いたいと思える人」に出会えたという声です。打ち出し方の全体が、価値観の合う相手と時間をかけて付き合いを深める方向を向いています。

登録の入口は、LINE、電話番号、Facebook、Apple、Googleの五つです。どの方法で登録しても、withの利用がSNSに投稿されることはなく、ニックネームで登録できるので実名は表示されないと書かれています。その一方で、トップページの登録ボタンのすぐ下には、複数のアカウントを作ったり持ったり使ったりすることは禁止で、見つかればアカウントの停止や永久凍結、強制退会になるという注意書きが、ログインの画面にも登録の画面にも置かれています。一度止められたら、別のアカウントで入り直すこともできないということです。

料金は購入の画面で、払い方によって変わる

withは、一部の機能を除いて無料で使えますが、ほかの会員とメッセージをやり取りするには、有料プランに申し込む必要があります。特定商取引法に基づく表示では、料金は「購入手続の際に画面に表示されます」とされていて、表示のページには金額が書かれていません。料金のページには、決済の方法によって料金が違うこと(サービスの内容は変わらない)、3か月から12か月のプランは申し込みのときに一括で払うこと、1週間のプランは21歳以下の人だけが選べることが書かれています。

1週間のプランを除き、有料プランは、自分で自動更新を止めない限り、契約日から1か月後、3か月後、6か月後、12か月後と、選んだ期間ごとに自動で更新されます。クレジットカードで払っている場合は、マイページの会員ステータスから更新を止められ、AppleやGoogle Playで払っている場合は、それぞれのストアの方法で止めることになります。払い方はクレジットカード、iPhoneのアプリ内課金、Androidのアプリ内課金の三つで、クレジットカードの明細には、VisaやMastercardの場合「with」と表示されると案内されています。

途中でやめると、申し出れば一部が戻ってくる

多くの出会いのサービスは、途中でやめても払ったお金は戻らないと決めています。withは少し違います。規約の第9条と特定商取引法の表示によると、有料プランを期間の途中で解約した場合、使わなかった期間の料金は、会員から請求すれば、決められた計算で返金されます。

計算の方法は、実際に払った額から、割引のない1か月プランの料金に使った月数をかけた額を引き、さらに事務手数料の3千円を引く、というものです。使った日数がひと月に満たない場合は、切り上げてひと月と数えます。計算の結果がマイナスになる場合は、返金はありません。つまり、長い期間のプランを割引価格で買い、早めにやめた場合に、残りの分の一部が戻ってくる仕組みです。割引のない1か月の料金で使った月数を数え直すので、思っているほど多くは戻らないこともあります。

一方で、規約に違反して会社から契約を解除された場合は、利用期間が残っていても、一切返金されないと第8条に書かれています。有料プランはクーリング・オフが適用されるサービスではないことも明記されています。返金を受けたい場合は、自分から請求しなければならないことも覚えておいてください。

ポイントの期限は、買った方法で変わる

withには、有料プランとは別に「withポイント」があり、ほかの会員にいいねを送るなどのアイテムに使えます。特定商取引法の表示によると、クレジットカードやAndroidのアプリ内課金で買ったポイントの有効期限は180日ですが、iPhoneのアプリ内課金で買ったポイントには有効期限がありません。同じポイントでも、買った方法で期限が違うということです。使うときは、有効期限の近いものから順に消費されます。

規約の第10条では、1万ポイントを超えてポイントを買うことはできないとされています。退会や強制退会、利用停止、アカウントの削除を受けた場合、持っていたポイントはすべて失効します。ポイントの払い戻しは、資金決済法にもとづいて認められる場合を除いて行わないと書かれています。

退会は、有料プランを解約してから

退会の手順は、規約の第8条に書かれています。設定画面から問い合わせフォームを開き、問い合わせの内容で「退会について」を選んで、契約を終える意思を送ります。ボタン一つで退会が済む形ではありません。そして、有料会員の場合は、有料プランを解約する前には退会の手続きができないと定められています。先に有料プランを解約し、その後で退会する順番です。これを怠って生じた損害について、会社は責任を負わないとしています。

使わずに放っておいた場合の決まりもあります。最後に接続した日から6か月(有料会員は1年)使わなかった場合、会社はその会員を強制退会させることができます。また、第7条によると、サービスの中のメッセージは投稿から3か月で削除されます。大事なやり取りを残しておきたい場合は、自分で控えておく必要があります。

恋人探しのアプリで目的を隠すより、目的に合った場所を選ぶ

withは、独身の人が恋人や結婚相手を探すためのアプリで、体の関係を目的にした利用は規約ではっきり禁じられています。結婚を前提にしない大人の関係を探しているなら、その目的を隠して使うより、目的と食い違わない場所を選ぶほうが、お互いに無駄がありません。リピアイとスグラブは、LINEで友だちに加えたあと身分証で年齢を確かめて使う出会いのサービスで、相手の紹介文を眺めたり、届いた文章を開いたりするのは無料、自分から送るときに1通30PTを使います。新しく登録すると130PT(1,300円分)が付きます。

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メッセージは運営も見られ、ビデオ通話は録画されることがある

規約の第11条によると、会員どうしのメッセージは、会社が管理する電子掲示板を通じてやり取りされ、やり取りする会員どうしと会社が閲覧できる仕様になっています。会員は、事故の防止と健全な運営、そして出会い系サイト規制法の第11条を守るために、会社がメッセージの内容を監視したり閲覧したり削除したりすることに同意するものとされています。ただし、会社がすべてのメッセージを見回る義務を負うわけではないとも書かれています。

プライバシーポリシーには、ビデオ通話についての決まりもあります。利用者からの通報があった場合、会社は利用者どうしのビデオ通話を録音・録画することがあり、利用者はそれに同意するものとされています。録音や録画は、通報の内容が本当かどうか、違法な行為や規約違反があったかどうかを判断するためだけに使い、不要になったときや一定の期間がたったときには削除する、という説明です。

返信の速さなどが、相手に伝わることがある

プライバシーポリシーで目を引くのは、メッセージの「傾向情報」についての項目です。withは、メッセージの文字の量、返信のペース、返信の時間、返信の回数、それぞれのマッチング相手とのメッセージ画面にいた時間などを集めていて、コミュニケーションを助け、関係づくりを支える目的で、その傾向情報をほかの利用者に見せることがあると書かれています。メッセージの内容そのものは含まないという断り書きがあります。

つまり、自分がどのくらいの速さで、どのくらいの量の返信をしているかといった傾向が、相手の画面で何らかの形で示される可能性があるということです。料金のページには、送ったメッセージが既読かどうか分かる機能があることも書かれています。返信のペースが相手に伝わる仕組みがあることを知っておくと、やり取りの受け止め方も変わってくるでしょう。

同じグループのOmiaiと、情報を共同で使う

プライバシーポリシーの「共同利用に関する事項」には、共同で個人データを使う相手として、株式会社エニトグループと株式会社Omiaiの名前が挙がっています。共同で使う項目には、氏名や住所、行動・交流情報などが含まれ、目的としては、問い合わせへの対応やサービスの改善、統計データの作成のほか、グループのサービスどうしでの相互の送客や広告、そして不正行為や迷惑行為、規約違反などの防止と、そうした会員の利用停止、ブラックリストの作成と利用、グループ会社内での共有が挙げられています。個人データの管理の責任者は、株式会社エニトグループとされています。

withで規約違反として利用を止められた場合、その情報が同じグループのOmiaiでも使われる可能性があるということです。逆に、悪質な利用者の情報がグループの中で共有されることは、まじめに使う人にとっては安心の材料にもなります。どちらの面も、登録の前に知っておいてよいことです。

本人確認の書類の画像は、退会するまで保管される

料金のページには、利用には本人確認書類の提出が必要で、提出した書類の画像は、本人確認に使った後、退会するまで保管すると書かれています。プライバシーポリシーによると、会社が集める情報には、免許証番号やパスポート番号、保険証番号など本人確認に使う情報も含まれます。個人情報は、会社が不要と判断した場合か、すべてのサービスから退会した後365日が過ぎた場合に削除するとされていますが、違法行為や規約違反を確かめる必要がある場合などは例外とされています。

出会いのサービスで身分証を送るときの考え方や、使わなくなった情報の消去を求める方法は、年齢確認と身分証の記事にまとめています。withを使わなくなったら、退会の手続きをしておくことが、書類の画像を早く消してもらうための前提になります。

規約は11年で21回、運営会社と届出

利用規約の末尾には、2015年9月24日の制定から2026年10月5日の改定まで、21の日付が並んでいました。そのうち2021年1月8日は、同じ日付が二度続けて書かれています。2024年以降だけでも、2024年8月、9月、12月、2025年3月、12月、2026年2月、10月と、年に何度も改定されています。規約の第20条は、会員一般の利益に合う場合のほか、会社が必要と判断した場合に、民法の定めに従っていつでも規約を変えられるとしています。使い続けるなら、ときどき最新の規約を読み直す習慣をつけておくと安心です。

特定商取引法に基づく表示によると、withを提供しているのは株式会社withで、所在地は東京都渋谷区恵比寿一丁目、運営責任者は代表取締役です。サービスについての問い合わせはメールで受け付けるとされています。インターネット異性紹介事業の届出の受理番号は30230019000と表示されています。公式サイトは、個人情報の保護に関するTRUSTe認証と、マッチング事業者の認証であるIMS認証を取得していること、24時間365日の監視体制をとっていることを説明しています。争いになったときの裁判所は、東京簡易裁判所か東京地方裁判所です。

withの規約を読み終えて

withは、恋人がいる人や別居中の人、離婚の協議中の人まで「独身ではない」とする、厳しい独身の定義を持った恋活・婚活のアプリです。禁止事項には、肉体関係を目的にした利用がはっきり書かれ、連絡先の交換や、会う約束の一方的なキャンセルまで禁じられています。メッセージは運営も見られる仕様で、返信のペースなどの傾向が相手に伝わることもあり、規約違反の情報は同じグループのOmiaiとも共有されます。

その一方で、途中で解約したときに一部を返金する仕組みや、21歳以下だけが選べる1週間のプランなど、使う人の負担に配慮した決まりもあります。真剣に恋人や結婚相手を探す人にとっては、規約がはっきりしているぶん、安心して使える場だと言えます。大人どうしの気軽な関係を探している人にとっては、目的そのものが規約に合わないサービスです。自分の目的と、サービスの決まりが合っているかどうか。それを確かめてから登録するのが、いちばん無駄のない使い方です。

この記事は、2026年11月2日にwithの公式サイト(with.is)に掲載された利用規約、特定商取引法に基づく表示、料金のページ、プライバシーポリシー、トップページを読んで書いたものです。料金や規約は改定されることが多いので、登録や支払いの前には、公式サイトとアプリで最新の内容を確かめてください。18歳未満の方と高校生は利用できません。